出版社内容情報
歴史の事実から目を逸らさない「真の日中友好」がここにある――
日本が中国に残した侵略の爪痕・万人坑に通う日本人たちの「平和学習の旅」を、現地専門家として支援し続けてきた著者が振り返る交流の記録。
侵略を根絶し平和を願う日中両国民の思いを実現するための第一歩として、負の歴史を直視することの意義を考える。
【目次】
第一章 平和学習の旅が始まる 遼寧省の万人坑の調査(二〇〇九年)
第二章 遼寧省の撫順と吉林省の万人坑の調査(二〇一〇年)
第三章 黒龍江省と内モンゴル自治区ハイラルの万人坑の調査(二〇一一年/二〇一二年)
第四章 華北地区の日本軍大虐殺と万人坑遺跡の調査(二〇一三年)
第五章 海南島における日本による中国侵略の遺跡の調査(二〇一四年)
第六章 長江流域における日本による中国侵略の遺跡の調査(二〇一六年)
第七章 遼寧省の万人坑の補充調査(二〇一七年)
第八章 四川省の建川(けんせん)博物館と雲南省の戦場遺跡の調査(二〇一九年)
第九章 忘れ難い日本の友人
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