出版社内容情報
国境と世紀を超えた「知と戦略」の原点へ
16世紀近代国際社会の誕生以来の、歴史・思想・理論・政策の諸相に焦点を当て、アメリカ帝国終焉後のポスト近代の道を示した『現代国際関係学』。国際関係論の礎となるこの記念碑的著作に加え、これまで日本で十分展開されてこなかった北欧ポストモダン学派やフェミニズム理論、正義論の動向とともに、資本と貿易のグローバル化とEU等地域統合の動向、アジア台頭の理論を検証・紹介する論文を収録した著作集第6巻。
解説:
吉田徹(同志社大学)
福富満久(一橋大学)
内容説明
国境と世紀を超えた「知と戦略」の原点へ。16世紀近代国際社会の誕生以来の、歴史・思想・理論・政策の諸相に焦点を当て、アメリカ帝国終焉後のポスト近代の道を示した『現代国際関係学』。国際関係論の礎となるこの記念碑的著作に加え、これまで日本で十分展開されてこなかった北欧ポストモダン学派やフェミニズム理論、正義論の動向とともに、資本と貿易のグローバル化とEU等地域統合の動向、アジア台頭の理論を検証・紹介する論文を収録した著作集第6巻。
目次
対談 新しい国際関係を模索して(上・中・下)―進藤榮一著『現代国際関係学』をめぐって―(進藤榮一×小林誠)
1 現代国際関係学―歴史・思想・理論(生成―歴史と思想;発展―リアリズムと批判者たち;転回―グローバル化の海;射程―21世紀世界へ)
2 国際関係理論の諸相(訳者解題―歴史政策学のすすめ;冷戦と政策科学に関する一断章;訳者解題―国際倫理についての断章;訳者あとがき―フェミニストとの対話;国際秩序と正義―国際政治経済学のプロレゴメナ)
著者等紹介
進藤榮一[シンドウエイイチ]
1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論。著書に『現代アメリカ外交序説』(創文社、吉田茂賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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