出版社内容情報
がん検診とがん治療、そしてワクチンも、すべては「思いつき」だった!?
○「おまじない」から始まった医療、実は現代も変わらない!?
○統計データから読み解くがん医療の実態と、その限界
○過剰診断を生み出すがん検診、大きな代償をもたらすがん治療に、意味はあるのか?
○手洗いもワクチンも、実はほとんどの感染症には無意味だった事実
○進化生物学の説く「生物多様性」から医療常識を疑えば、本当の医療が見えてくる!
「受けるべき医療は自分で決める」――新しい時代へのガイドブック!
内容説明
がん検診とがん治療、そしてワクチンも、すべては「思いつき」だった!?「受けるべき医療は自分で決める」―新しい時代へのガイドブック!
目次
第1章 医療は医者の「思いつき」の歴史(おまじないから始まった医療;「医学の祖」ヒポクラテスの登場 ほか)
第2章 がん医療の嘘と真実(子宮頸がんに見るがん医療の実際;がん検診ががんを増やしている? ほか)
第3章 無意味なばかりか有害なワクチン(人類と感染症の歴史~手洗い、消毒、ワクチン;本当にワクチンは感染症を封じ込めてきたのか ほか)
第4章 医療を見抜くための進化生物学入門(細胞、遺伝子、進化の基礎知識;生命原理としての生物多様性 ほか)
第5章 医療は自由選択の時代へ(医療の原点は患者の「思い」だが…;生物多様性のなかの命)
著者等紹介
木川芳春[キカワヨシハル]
1951年生。1977年、京都大学医学部卒業。福井赤十字病院小児科勤務後、福井医科大学小児科(現福井大学医学部)常勤講師を経て、現在、キンダークリニックきかわ小児科開設、埼玉県飯能靖和病院(木川浩志理事長)嘱託。京都大学医学博士。京都大学医学部医化学研修員。海外研修にて米国シカゴ・イリノイ州立大学生化学教室訪問研究員。旧文部省より公費留学にてドイツ・ミュンヘン小児病院で共同研究。生化学、小児白血病、小児遺伝学、小児アレルギー分野にて筆頭著者として英文原著論文を米国専門医学・学会雑誌等に掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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