出版社内容情報
統一教会とは、いったい何だったのか?
推薦:有田芳生
32年前の合同結婚式をスクープした記者が「空白の30年」を埋めた全軌跡。
カルトから家族を守る処方箋は必読だ。
合同結婚式で日本社会の話題をさらい、霊感商法で甚大な被害をもたらし、安倍元首相銃撃事件のきっかけともなった統一教会。
世間の耳目を集めた時もそうでない時も、『週刊文春』を主戦場に常に彼らを追い続けた執念の記録、そのアーカイブから見えてくるものとは--
統一教会から“不倶戴天の敵”とされたフリーライター、30年の結晶
内容説明
合同結婚式で日本社会の話題をさらい、霊感商法で甚大な被害をもたらし、安倍元首相銃撃事件のきっかけともなった統一教会。世間の耳目を集めた時もそうでない時も、『週刊文春』を主戦場に常に彼らを追い続けた執念の記録、そのアーカイブから見えてくるものとは―。統一教会から“不倶戴天の敵”とされたフリーライター、30年の結晶。
目次
第1章 霊感商法と献金強要の実態(トップセールスマン顔負け 統一教会「霊感トークマニュアル」独占入手;統一教会 日本から「4900億円送金リスト」を独占入手!;協会の嘘を暴く献金極秘文書)
第2章 社会に深く根差した統一教会(統一教会・文鮮明の飽くなき欲望;韓国・統一教会の金満宗教タウン ほか)
第3章 統一教会が翻弄した人生(告発手記 統一教会に入信して殺されたわが兄/船木洋志;「合同結婚式」の悲劇 日本人妻はなぜ韓国人夫を殺したのか? ほか)
第4章 文鮮明一家「理想家庭」の真実(文鮮明はなぜビザ申請を取り下げたのか?;長男死亡でわかった文鮮明「理想の家族」の虚像 ほか)
第5章 カルトと現代社会(小銃の部品まで売り歩いたオウム破産管財人 悪夢の清算12年;オウム死刑 4人の心を開いたジャーナリスト ほか)
著者等紹介
石井謙一郎[イシイケンイチロウ]
1961年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。出版社勤務を経て、1992年から2011年まで『週刊文春』特派記者。統一教会のほか、オウム真理教、摂理、幸福の科学、千乃正法(パナウェーブ研究所)、愛の家族などの新宗教やカルト取材に携わる。2013年から2020年まで「文藝春秋」契約記者を務めた後、フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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