出版社内容情報
奇跡の経済発展を遂げたエチオピア、その光と影――
“地球最後のフロンティア”アフリカ。その模範的成長モデルと呼ばれたエチオピアで、何が起きていたのか?
「この国はすごいスピードで変わってる」「パパは、エチオピアがまた戦争になると思う?」
「彼らは、外国人はみな中国から来たと思ってるんだ」
「選挙なんて何の役にも立ちゃしません」 「それでも、この国は素晴らしい」
現地取材から見えてきた「アフリカの星」のリアルに迫る、ルポルタージュ・バンドデシネ。
内容説明
舞台は年間10%の高度経済成長のさなか、2015年のエチオピア。フランス人ジャーナリストのヴァンサンとカリムは、特派員として現地で家族と暮らす。中国の巨大投資によるインフラ開発、多民族国家を支配する不透明な民主主義体制、過酷な自然災害、他国から流入する難民と国外への出稼ぎ労働者…第2次大戦以降最悪の内戦勃発前夜、2人は知られざるアフリカの“今”を目撃することとなる―。
著者等紹介
ドゥフェ,ヴァンサン[ドゥフェ,ヴァンサン] [Defait,Vincent]
2011年から2016年まで「アフリカの角」で特派員をしていた。ジュネーブとコートジボワールに続いてのエチオピア滞在。現在ウガンダの国連支部で働いている
ルブール,カリム[ルブール,カリム] [Lebhour,Karim]
フランス通信社の仕事で3年間エチオピアに滞在。今はワシントンで暮らしている
トリニダード,レオ[トリニダード,レオ] [Trinidad,L´eo]
コスタリカのアニメーター、イラストレーター。2018年、フランス・中米アライアンスが主催する若手ママンガ家コンクールで優勝
石村恵子[イシムラケイコ]
青山学院大学文学部卒。大学図書館勤務のかたわら、アテネフランセでフランス語を学ぶ。退職後、アフリカのフランス語絵本やマンガ本を翻訳し、日本のメディアに紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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