出版社内容情報
DVのその後を生き延び、再び生活を取り戻すために
DV(配偶者・パートナー・親子間の暴力)被害からの「回復」「自立」とはどのようなものなのか――
生活再建のプロセスとニーズ、「アフターケア」の実際と課題、被害から立ち直る/被害に寄り添う方法・制度……支援施設に勤務しつつ研究者としてもDV問題に取り組む著者が、被害当事者の人生を丁寧に追跡し、「支援-被支援」のあるべき姿を探る。
内容説明
DVのその後を生き延び、再び生活を取り戻すために。DV(配偶者・パートナー・親子間の暴力)被害からの「回復」「自立」とはどのようなものなのか―。生活再建のプロセスとニーズ、「アフターケア」の実際と課題、被害から立ち直る/被害に寄り添う方法・制度…支援施設に勤務しつつ研究者としてもDV問題に取り組む著者が、被害当事者の人生を丁寧に追跡し、「支援‐被支援」のあるべき姿を探る。2024年4月DV防止法改正、女性支援法施行―法整備が進む中、支援の現場から考える。
目次
序章 DVのその後を生きるために―DV被害者の自立支援の必要性
第1章 DV被害者支援の現状
第2章 研究の方法
第3章 A氏のケース:「この家族の仲がよかったらいい」
第4章 B氏のケース:「一歩踏み出そう」
第5章 本書のまとめ
終章
著者等紹介
林久美子[ハヤシクミコ]
武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程修了、博士(臨床教育学)。臨床心理士・公認心理師。大学院修士課程(臨床心理学)在学中に民間シェルターでボランティアを経験した後、婦人保護施設に勤務。婦人保護施設勤務9年目から臨床教育学を学び、現在も同施設でDV被害者支援に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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