出版社内容情報
デジタル化が博物館にもたらす、恩恵と混乱――
コロナ禍を経てますます情報のオンライン化が求められるなか、日本でも博物館改正法が施行され、収蔵資料のデジタルアーカイブ化が博物館の事業に加わった。
来るべき博物館の“機能強化”時代に向けて、いかなる指揮系統で、誰が、どのようにデジタル化を進めるのか。
博物館のデジタル化先進国・リトアニアの実情から、
膨大な資料群のデジタルアーカイブ化の現場をフィールド調査の手法で描き出す
内容説明
デジタル化が博物館にもたらす、恩恵と混乱―コロナ禍を経てますます情報のオンライン化が求められるなか、日本でも博物館改正法が施行され、収蔵資料のデジタルアーカイブ化が博物館の事業に加わった。来るべき博物館の“機能強化”時代に向けて、いかなる指揮系統で、誰が、どのようにデジタル化を進めるのか。博物館のデジタル化先進国・リトアニアの実情から、膨大な資料群のデジタルアーカイブ化の現場をフィールド調査の手法で描き出す。
目次
第1部 リトアニアの博物館制度とデジタル化(リトアニアの博物館の歴史;博物館とデジタル化の政策;総括)
第2部 アンケート調査―デジタル化の取り組みの全体的な傾向(デジタル化の全体像(調査1)
地方自治体立博物館の課題(調査2)
総括)
第3部 インタビュー調査―国立博物館における持続的なデジタル化(国立博物館におけるデジタル化の実施の具体像(調査3)
国立博物館におけるデジタル化実践モデルの提唱と検証(調査4)
総括)
著者等紹介
木村文[キムラアヤ]
1993年生まれ。帯広畜産大学人間科学研究部門人文社会学・言語科学分野准教授。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科生活工学共同専攻博士後期課程修了。博士(学術)。広島大学大学院人間社会科学研究科研究員等を経て現職。専門は、博物館情報学、リトアニア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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