出版社内容情報
戦争末期の召集、婚礼翌朝の出征。
厳冬の満州での山中陣地構築、やがて迎えた敗戦。
大陸に取り残された関東軍兵士・久は、
生き残るために八路軍への参加を決めた。
国共内戦の中、満州各地を転々とする久が見たものは――。
実在の兵士の手記をもとに描かれた
国策に翻弄される人々の真実の物語
内容説明
戦争末期の召集、婚礼翌朝の出征。厳冬の満州での山中陣地構築、やがて迎えた敗戦。大陸に取り残された関東軍兵士・久は、生き残るために八路軍への参加を決めた。国共内戦の中、満州各地を転々とする久が見たものは…実在の兵士の手記をもとに描かれた国策に翻弄される人々の真実の物語。
目次
1 関東軍の兵士(召集令状;久平家 ほか)
2 八路軍とともに(八路軍に;満州残留日本人 ほか)
3 紡績工場の日本人技師(紡績工場;遼西紡績廠 ほか)
帰郷(百姓再開;いちご栽培のパイオニア)
著者等紹介
永尾広久[ナガオヒロヒサ]
1948年福岡県大牟田市に生まれる。2002年日本弁護士連合会副会長。現在、不知火合同法律事務所(大牟田市)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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