新自由主義と日本政治の危機

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763420701
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

新自由主義の本当の狙いは何か――

小選挙区制の導入から三〇年。「政治改革」を熱烈に支持した知識人たちの変節、左派論壇を牽引した渡辺治・後藤道夫氏らによる「開発主義」論の陥穽から、閉塞状況にある現代日本の病理まで。現在の政治的危機の全体像を歴史的に把握する、舌鋒鋭い論考群。

半永久化した自公政権が行き詰まるなか、なぜ政権交代は起こらないのか?
内外から変革を求められる日本共産党が、いま果たすべき役割とは?

内容説明

小選挙区制の導入から三〇年。「政治改革」を熱烈に支持した知識人たちの変節、左派論壇を牽引した渡辺治・後藤道夫氏らによる「開発主義」論の陥穽から、閉塞状況にある現代日本の病理まで。現在の政治的危機の全体像を歴史的に把握する、舌鋒鋭い論考群。

目次

第1部 「政治改革」批判(一九九三~九八)(明確となった土俵の違い―小選挙区制をめぐる論争の中間的総括;「政治改革」と帝国主義的民主主義の政治学;自社連立政権とヘゲモニー・ブロック;現代日本の政治と社会―戦後統合構造の変遷と今日の課題)
第2部 「ポリティーク」派批判(二〇〇一~〇八)(「ポリティーク」派に関する批判的覚書―年功賃金、福祉国家、開発主義;新しい政治的対抗関係と民主党の歴史的性格;渡辺理論の開発主義的「転回」とその批判―ハーヴェイ『新自由主義』における解説論文の問題点)
第3部 現代と日本政治の危機(二〇二一~二三)(二〇二一年総選挙の結果と政治の危機;ニワトリがねぐらに帰るとき―安倍晋三銃撃事件の政治的意味;日本共産党の一〇〇年―三つの歴史的ポイントと今日の課題)

著者等紹介

森田成也[モリタセイヤ]
大学非常勤講師。1965年奈良県生まれ。専門はマルクス経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sakesage

3
95年に経団連が出した「新時代の日本的経営」が日本型雇用システムの根本的な見直しとされる。終身雇用制度の破壊などに加え、国が管理していた公共サービスを二束三文で売り払っていく。その結果、都市中間層の雇用の流動化と非正規化が進行し公務員のワーキングプア化まで出現した。結果として、職場や地域コミュニティの崩壊は、労働組合不要論や革新政党の没落と実現できない勇ましい政策をうちだす維新の会などの右傾化が進行した。失われた30年の背景がとてもよく分かるものだった。渡辺治の開発主義批判は滅法面白かった。2024/08/06

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