出版社内容情報
地球温暖化、核戦争、パンデミック──
困難な時代のなかで、私たち教員は
日本の教育現場に何ができるのか?
教育行政への圧力、職務の多忙化など、近年疲弊する教育現場。
ファシズムに植民地支配など、教育が「死にゆく」原因となった日本の「負」の歴史を省みながら、『エミール』をはじめルソーの教育古典の精神に立ち返り、
危機の時代に教壇に立つ「私たちの教育理念」を考える。
教員生活40年、残したい言葉
内容説明
教育行政への圧力、職務の多忙化など、近年疲弊する教育現場。ファシズムに植民地支配など、教育が「死にゆく」原因となった日本の「負」の歴史を省みながら、『エミール』をはじめルソーの教育古典の精神に立ち返り、危機の時代に教壇に立つ「私たちの教育理念」を考える。
目次
第1章 私の教員時代
第2章 強まる「日の丸・君が代」の強制と植民地支配の実態
第3章 日本の近現代史における教育と社会
第4章 探訪!教育理念の歴史
第5章 現代の危機
第6章 未来への展望 ヤスパースを手掛かりに