出版社内容情報
人はどのようにして文鮮明の奴隷になるのか?
元「信者」からの聞き取り調査と内部資料をもとに克明に再現された、統一協会の「伝道・教化課程」。
未曽有の被害を生み出した統一協会問題の核心、人格を変えてしまう強力な技術と手法を明かす。
統一協会の伝道手法そのものに違法性を見出した独自の法理論、その原点となった基本文献、待望の復刻!
内容説明
元「信者」からの聞き取り調査と内部資料をもとに克明に再現された、統一協会の「伝道・教化課程」。未曽有の被害を生み出した統一協会問題の核心、人格を変えてしまう強力な技術と手法を明かす。
目次
序章 統一教会がマインド・コントロールのために使っている技術
1章 ビデオ・センターの実態
2章 ツーデイズ修練会の特徴
3章 ライフ・トレーニングの特徴
4章 フォーデイズの特徴
5章 新生トレーニングの特徴
6章 実践トレーニングの特徴
7章 伝道機動隊および珍味マイクロ活動
8章 文鮮明の奴隷からの救出
終章 統一教会の危機
著者等紹介
郷路征記[ゴウロマサキ]
1943年北海道生まれ。1965年東北大学経済学部卒業。1971年札幌弁護士会に登録、北海道合同法律事務所に所属。1998年郷路法律事務所を開業。札幌弁護士会副会長、同会子どもの権利委員会委員長などを歴任。1980年代から旧統一協会問題に携わり、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mittsko
5
「人はなぜ統一原理を真理と信ずるのか」(2頁)… 2022年7月の安倍晋三銃撃事件を受け、同年11月に刊行された、1993年原著の復刻版。著者は「霊感商法対策弁護士連絡会」代表世話人、80年代から統一教会との裁判闘争の最前線に立つ弁護士。「青年に対する統一協会の伝道・教化課程を詳細に分析した」(1頁)という本書自体、札幌にて87年3月提訴の「青春を返せ訴訟」の準備書面にもとづき上梓されたとの由。最も信頼できる資料のひとつと言えましょう。その後の闘争のなかで、著者の分析眼が進展していった点も追記されている2025/05/12
-
- 洋書
- The Beaver