出版社内容情報
日本の国土の形成から、都市と生活のありかたを探る
技術の進歩とともに、島国の沖積平野に都市をつくり、快適な生活空間を追い求めてきた日本人。しかしその暮らしは、本当にこの国土に向き合ったものだったのか──国土の形成に適合した自然との共生を佐賀平野での生活実践に見出し、文明論的観点から新たなこの国のグランドデザイン=リ・デザインを提起する。
災害の頻発から今こそ問い直す、この国の自然との向き合い方
内容説明
技術の進歩とともに、島国の沖積平野に都市をつくり、快適な生活空間を追い求めてきた日本人。しかしその暮らしは、本当にこの国土に向き合ったものだったのか―国土の形成に適合した自然との共生を佐賀平野での生活実践に見出し、文明論的観点から新たなこの国のグランドデザイン=リ・デザインを提起する。
目次
第1章 わたしたちはどのような国土をつくってきたか(もともと山に生きてきた;山海に暮らすようになった ほか)
第2章 生活空間に何が起こっているか(山に還ろうとする;低平地を延伸する ほか)
第3章 生活空間をいかに獲得したか(生きている大地;先史が語る生活空間 ほか)
第4章 わたしたちは国土にいかに住むか(「小さな環境」共同体へ;美しく価値ある居住地 ほか)
著者等紹介
中岡義介[ナカオカヨシスケ]
地域都市計画家。1944年神戸市生まれ。京都大学工学部建築学科卒・同大学院修了。工学博士。福井工業大学、佐賀大学、兵庫教育大学教授を歴任。その間に京都大学人文科学研究所講師(非常勤)、中南工業大学客員教授、国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館共同研究員、日本学術振興会サンパウロ研究連絡センター長などを兼任。兵庫教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あー