- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
過激派の暴力と対峙したまともな学生運動の存在と、参加した学生たちの貴重な証言
大学は誰のものか――根源的な問いを投げかけ、大学における民主主義や学生自治のあり方を問い、150日の長期にわたって全学ストを闘い抜いた早稲田の学生たち。
全国学園闘争の先駆となった早大学費闘争の歴史的意義と現代に連なる精神を、貴重な資料と当事者たちの証言から探る。
内容説明
過激派の暴力と対峙したまともな学生運動の存在と、参加した学生たちの貴重な証言。大学は誰のものか―根源的な問いを投げかけ、大学における民主主義や学生自治のあり方を問い、150日の長期にわたって全学ストを闘い抜いた早稲田の学生たち。全国学園闘争の先駆となった早大学費闘争の歴史的意義と現代に連なる精神を、貴重な資料と当事者たちの証言から探る。
目次
第1章 はじめに 「一九六六年早大学費値上げ反対一五〇日スト」とは何だったのか(闘争経過の概要;この闘いは私たちに何を語りかけるか)
第2章 早大学費闘争と私(授業料値上げ反対の闘い―卒業間近の四年生として;第二文学部から全学連連絡会議に連帯した、私の一五〇日闘争;今思う、早大学費闘争で得た確信;ホームカミングデーのキャンパス;早大闘争―あるクラス委員の闘い ほか)
第3章 早大学費闘争が問いかけるもの(史料 早大全学連連絡会議編「早大斗争総括」全文;研究ノート1 大学における学生の地位―大学の起源(ウニベルシタス)から見た一九六六年学費闘争
研究ノート2 早大闘争から戦後の学生運動を考える ほか)