内容説明
最近やたら宣伝を見かけるけど、実際どんな仕事かわからない…。不思議な職業・弁護士のリアルな姿と苦境、そしていざというときの選び方。現役弁護士がこっそり教える、弁護士のホンネと正しい付き合い方。
目次
1 絶望の弁護士界(弁護士は正義の味方とは限らない;弁護士とお金の話;裁判では何をしているのか;増えすぎた弁護士とその弊害;弁護士は本当に必要か)
2 失敗しない弁護士選び(頻発する弁護士トラブル;なぜ弁護過誤が生まれるのか;弁護過誤の実際;かしこい弁護士の選び方)
著者等紹介
宮田一郎[ミヤタイチロウ]
弁護士。大都市と人口の少ない地方都市で30年以上弁護士をしている。弁護士になる前は公務員をしていた。裁判所の調停委員、国と地方自治体の審査会の委員、ボランティア団体・市民団体の役員、多くの労働・行政・公害・国家賠償・消費者事件等の代理人を務めた。実名で多くの雑誌記事・論文・著書を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cocos5
1
読んでいて重苦しい印象 内容に対しての信憑性は個々で判断すればいいんじゃないでしょうか2021/07/06
口車の弥七
0
弁護士と言えば正義の味方、お金持ち、友達にいるといい。まさにこの本に書かれた通りのイメージを持っていた私には、年収400万円や悪事に手を染める弁護士が大勢いるということに驚きました。読んでいた最中にも、横領で弁護士逮捕のニュースがありました。私も仕事で弁護士と話すことは何度かあったけど、個人的に依頼したことはなく、できることなら弁護士のご厄介にはなりたくないと思う庶民ですから、増えた弁護士が仕事にありつけないというのは納得です。最近よく見る着手金無料を謳うテレビCM。あれは仕事の掘り起こしだったんですね。2021/07/04