内容説明
「お兄さん、いい体してるね。自衛隊に入らない?」この一声から、著者の人生は始まった。初めての実弾射撃、ひと癖もふた癖もある仲間たち、自衛隊機乗り逃げ事件の真相…誰も語らなかった自衛隊員生活体験記。
目次
第1章 陸上自衛隊入隊
第2章 航空学校~配属へ
第3章 飛行機乗り逃げ事件
第4章 居心地のいい場所
第5章 自衛隊員の青春
第6章 空の男達
第7章 自衛隊と私
著者等紹介
小栗新之助[オグリシンノスケ]
1952年、群馬県生まれ。1972年、陸上自衛隊入隊、四年間の常備(現職)自衛官。除隊後、航空機エンジン製作会社就職の為渡英、その後ヨーロッパ各国を無銭旅行、数々のアルバイトを経験後に帰国。日本国内でも上越新幹線トンネル工事、大手警備会社、葬儀社と多種多様の職歴を積み、30歳から自営業開始。即応予備自衛官、予備自衛官として自衛隊を内外から見続ける。現職予備自衛官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
18
筆者は高度経済成長真っ只中の時代に4年間自衛官を務め、現在は予備自として貢献されています。我々からすればやや古い自衛隊のしきたり等が、旧日本軍の体制を彷彿とさせるような部分もありましたが現在の自衛隊の組織と同じ面々もあります。まだ校長や上官が元特攻隊員とか、仲間に元楯の会メンバー(?)がいたりかなり凄いです。筆者も書いてますが日本軍の特攻隊員のことは忘れちゃいけないし同時に我々は自衛官が常に厳しい訓練をしていることも忘れちゃいけないと思いました。『ポチ』が可愛い!!ポチこそ真の自衛官のようでした。2015/02/08
caizi
8
漫画『ライジンクサン』の世界。飛行機乗り逃げ事件は衝撃だった。北○鮮が絡んでいる以外ありえないっしょ。政治的隠滅ここにあり?2014/10/08
篠田@書店員復帰を目指し中!
6
最近の自衛隊ではなく、一昔前の自衛隊に所属(この表現でいいのか不明だが)し、即応予備自衛官、予備自衛官などいろいろな職歴や経験を積んでいる方の自衛隊日記である。昔の自衛隊ってこんな検査もしているのかと思った。今も昔も自衛官という職種はすごい。2013/08/22
あにき
2
カレーに釣られて自衛隊へ??自分たちの世代が適齢期だった頃の少し前の自衛隊の姿。よく都市伝説?で聞かされた話もあり懐かしい。2013/03/12
GAKU
1
途中で返却。2014/11/09