内容説明
司法改革とは何であったか。弁護士の極端な増員政策はどのような結果をもたらしたのか?法曹志願者の激減、司法試験合格者が3割にも満たない法科大学院の破綻、続出する司法修習辞退者、弁護士未登録者の激増、揺れ動く弁護士会…。この現実を直視すべきではないのか?『法律新聞』元編集長の司法ウオッチ・第3弾。
目次
序章 断念する法曹志願者
第1章 法科大学院の失敗
第2章 変容する弁護士像
第3章 日弁連・弁護士大増員路線の軌跡
第4章 弁護士自治はどこへ行く
第5章 市民と弁護士
著者等紹介
河野真樹[コウノマキ]
1959年東京生まれ。1978年成蹊大学法学部法律学科入学。1983年法律新聞社入社。編集部記者、編集主任を経て、編集部長(『週刊法律新聞』編集長)を務める。2010年退社、独立。現在、司法関連の言論・投稿サイト「司法ウオッチ」を主宰するとともに、法曹界ウオッチャーとして、ブログ「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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