シベリアの俳句

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シベリアの俳句

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784763409966
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

1940年代、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)。
ソ連軍によって占領地から強制移送された少年は、
短く美しい日本の「詩」に出会う──

大冒険に憧れる13歳の少年アルギスが辿り着いたのは、極寒のシベリア。
それは、長く厳しい「はなればなれの旅」だった──
極寒の流刑地で、少年は何を見たか?
実話を元に描かれた、リトアニア発のグラフィックノベル

内容説明

1940年代、シベリアの強制収容所。ソ連軍によって占領地から強制移送された少年は、短く美しい日本の「詩」に出会う―大冒険に憧れる13歳の少年アルギスが辿り着いたのは、極寒のシベリア。それは、長く厳しい「はなればなれの旅」だった―極寒の流刑地で、少年は何を見たか?実話を元に描かれた、リトアニア発のグラフィックノベル。

著者等紹介

ヴィレ,ユルガ[ヴィレ,ユルガ] [Vil`e,Jurga]
1977年、ヴィリニュス(リトアニア)生まれ。ヴィリニュス大学でフランス語学、ソルボンヌ大学で映画学を専攻。2017年、『シベリアの俳句』で作家デビュー。同作で国内外の賞を多数受賞した

リナ板垣[リナイタガキ]
1979年生まれ。国際基督教大学経済学部、および、ヴィリニュス芸術アカデミーにてグラフィック・アート学部にて学位を取得。イラストレーター、コミック・アーティスト。2017年、『シベリアの俳句』で単行本デビュー。同作で国内外の賞を多数受賞した

木村文[キムラアヤ]
1993年、東京生まれ。リトアニア政府奨学生としてリトアニア国立教育大学に留学。2018年4月よりお茶の水女子大学生活工学共同専攻後期博士課程に在籍。博物館研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

33
1941年、ソ連占領下のリトアニアで、ソ連に敵対的とみなされ、シベリア送りになった子どもの視点から描かれた、絵日記風の体裁の児童書。著者の祖母や父の体験をベースにしているという。翻訳ものだが、地の文まで手書き風フォントになっており、丁寧に作られている。主人公のおばが日本通で俳句を嗜み、シベリア抑留日本兵と塀越しに俳句を通して束の間の交流をしたという場面からの邦題。良い児童書を読んだときにいつも書いているが、児童書で知る、学ぶことは実に多いなあ。(いや、これ児童書というジャンルではないのかな)2022/06/02

くさてる

21
第二次世界大戦当時、ソ連によってシベリアに強制移住させられたリトアニアの人々の生活を、少年の目から描いたグラフィック・ノベル。著者の祖父の体験がモデルとなっています。物語の中には、日本兵捕虜や日本文化が好きなおばさんが登場するので、このタイトルです。思いもかけず、これから70年以上たったいま現在、ウクライナの人々が同じ目に遭っている時期に読んでしまい、この現実が信じがたく、辛くてしんどい読書体験となってしまいました。でも、それだけではない、身体にしみいる滋味のあるスープのような本でもありました。2022/06/06

ソバージュ

13
リトアニア人著者が、自分の父や祖父母世代に起こった実際の出来事を子供達に伝える為に書かれたもの。シベリアに流刑され過酷な日々を空想や合唱を支えに耐え忍んだこと、日本人抑留者が近くにいたことなど、悲惨さを訴える中にも真綿で包むような柔らかさも感じる書でした。2022/04/24

Jessica

8
1940年代、流刑文学と呼ばれるシベリア送りを生き延びた少年とその家族のストーリー。 リトアニアからソ連・シベリアへ強制送還をされ辛い毎日を過ごしながらも俳句のようにその日々を刻む不思議なタッチの物語。 山崎豊子のあのシベリアの描写が印象に強く、今回時期は違えどこの送還の話を読んでやっぱりそうなんだなと穏やかならぬ気持ちだった。 2022/10/24

しのぶ

7
1940年代、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)。ソ連軍によって占領地から強制移送された少年は、短く美しい日本の「詩」に出会う──という惹句と、「実話を元に描かれた、リトアニア発のグラフィックノベル」という紹介に惹かれて読みました。リトアニアからシベリアに強制連行された人たちがいたなんてぜんぜんまったく知らなかったけれど、現在ウクライナで起こっていることを考えると、遠い昔の出来事だとは思われず。どうして人はこんなにも理不尽に、無慈悲になれるのだろう?2022/08/04

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