内容説明
中国GDPは一挙に米国の7割強。コロナ禍を克服、なおも経済成長を続ける中国。コロナを抑え込んだ「ハイパー監視社会」の実態、第4次産業革命(AI、自動運転、ビッグデータ、5G)の展望。「新しい」中国の台頭、世界はどう変わるか。脱・対米依存、東アジア連携の道を探る。
目次
第1章 「One Healthの時代」の感染症対応―微生物との共存に向けて
第2章 今後10年の米中関係―ボスライオンと巣立つ若い雄ライオンの死闘
第3章 危機の時代における東アジア―共通アイデンティティの構築に向けて
第4章 安心立命のパノプティコン?―ポストコロナ社会のゆくえ
第5章 国境を越えて“持ち歩ける”社会保障の実現―アジアに共通する社会保障を探って
第6章 中国のライフサイエンス研究―発展の沿革、関連機関、現状と特徴
第7章 ポストコロナ時代の中国におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)
第8章 未来を切り開く―若者はいかにAIと友になるか
第9章 世界の食料事情と中国ファクター
終章 コロナ:国際関係と未来の世界への影響
著者等紹介
朱建榮[シュケンエイ]
1957年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986年に来日し、学習院大学・東京大学・早稲田大学などの非常勤講師を経て、1992年、東洋女子短期大学助教授、1996年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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そろけん