シベリア出兵―「住民虐殺戦争」の真相

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シベリア出兵―「住民虐殺戦争」の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763408761
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「忘れられた7年戦争」と言われるシベリア出兵(戦争)とはなんであったのか。シベリア抑留生存者が出会った〈戦争〉の実態。知られざるシベリア出兵の謎

1918年、ロシア革命への干渉戦争として行われたシベリア出兵。

実際に起こったのは、極限状態の日本軍兵士によるロシアの村落焼き討ちと、

赤軍パルチザンによる日本の居留民への虐殺だった――

「外交上まれにみる失政の歴史」「忘れられた7年戦争」と言われるシベリア出兵(戦争)とはなんであったのか。シベリア抑留生存者が出会った〈戦争〉の実態。

はじめに

第一章  イワノフカ事件──加害のロシア人集落焼き討ち

第二章  田中大隊の全滅──復讐心をあおった軍国美談

第三章  「拡大派兵」の強行──傀儡政権の樹立を策動

第四章  日本兵の懊悩(おうのう)──本当の敵は誰なのか

第五章  尼港事件──被害の日本人集落焼き討ち

おわりに

主な引用文献

広岩 近広[ヒロイワ チカヒロ]
著・文・その他

内容説明

知られざるシベリア出兵の謎。一九一八年、ロシア革命への干渉戦争として行われたシベリア出兵。実際に起こったのは、極限状態の日本軍兵士によるロシアの村落焼き討ちと、赤軍パルチザンによる日本の居留民への虐殺だった―。シベリア抑留生存者が出会った“戦争”の実態、重複する加害と被害。

目次

第1章 イワノフカ事件―加害のロシア人集落焼き討ち(抑留体験者の住職が知った日本軍の焼き討ち;全抑協の斎藤会長が発見した「棄兵・棄民」文書 ほか)
第2章 田中大隊の全滅―復讐心をあおった軍国美談(抗日パルチザンと「ユフタの戦い」;戦場写真から講話の虚構を見破る ほか)
第3章 「拡大派兵」の強行―傀儡政権の樹立を策動(ロシア革命に乗じた干渉戦争;韓国と中国東北部を領有してシベリアへ ほか)
第4章 日本兵の懊悩―本当の敵は誰なのか(シベリアに「社会主義中尉」;人間ゆえに前線兵士たちの悲痛 ほか)
第5章 尼港事件―被害の居留日本人虐殺(守備隊は全滅し、副領事一家も犠牲;救援軍が到着する前に皆殺し ほか)

著者等紹介

広岩近広[ヒロイワチカヒロ]
1950年大分県生まれ。電気通信大学電波通信学科卒業後、1975年に毎日新聞社に入社、大阪本社編集局次長をへて2007年から専門編集委員に就任し原爆や戦争を取材・執筆、大阪本社発行の朝刊連載「平和をたずねて」で第二十二回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。2016年から客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みさと

3
シベリア出兵の「加害」と「被害」、そして当時から「無名の師」(大義名分のない戦争)と批判されていた日本のロシア革命干渉戦争の真相を追う。加害とはイワノフカ事件。1919年の日本軍による住民虐殺事件。軍も政府も事実を隠し歴史を捏造していった。救いは、元シベリア抑留兵士たちが現地の人々に謝罪し和解を築き上げていった営み。被害とはニコライエフスク事件。1920年に日本軍と在留邦人がパルチザン軍により全滅させられた事件。軍と政府はこれを利用し敵愾心喚起と戦争支持の世論形成を進めていった。侵略戦争とは何かを問う。2019/09/25

くらーく

3
イワノフカ事件VS尼港事件かねえ。報復の連鎖だなあ。戦争なのに、住民も含めて虐殺。だから、戦争をしちゃあいけないのだなあ。いつから、兵士同士の戦いから、住民まで含めた皆殺しになっちまったのかねえ。2019/06/01

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