内容説明
自閉症は、遺伝子でも育て方の問題でもない。「刷り込み」の障害によって生じる。出産直後からの母子同床という哺乳類としての自然の摂理に逆らって母子分離したことが、お母さんの刷り込みに障害が生まれた原因です。そして、赤ちゃんが自閉症になった原因です。自閉症はなぜ激増しているのか?これまでの自閉症原因論の盲点を突く!
目次
1章 自閉症と恐怖
2章 自閉症の遺伝子説
3章 自閉症の原因
4章 赤ちゃんの刷り込み
5章 自閉症の特徴
6章 母子同床と新生児室
7章 自閉症の予防
8章 折れ線型自閉症
9章 恐怖症の治療
著者等紹介
白石勧[シライシススム]
1949年、神奈川県藤沢市生まれ。長崎県立大村高等学校卒業。1971年、国際基督教大学入学。翌年長女が生まれ、すぐに母親が乳腺炎で入院し1人で赤ん坊を育てた経験から育児論の研究を始める。同大学を中退後、パン職人や印刷工をしながら育児論の研究を進める。1986年、『精神構造論仮説と育児論』を自費出版。2003年から自閉症の研究を始める。2008年より、小学校で特別教育支援員および学童保育所障害児加配(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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