内容説明
巨大地震の後は、「巨大噴火」だ!!カルデラ噴火で人類絶滅…!3.11以降、ひずみがたまり続けている日本列島の地殻。迫りくる大噴火への予兆、露呈する科学の限界…人類は生き残ることができるのか!?第一線で活躍し続けてきた地球物理学者が、地震と火山の地下事情を縦横無尽に切る!
目次
第1部 地震と火山(人工的に起きたオクラホマの誘発地震;未来エネルギーが引き起こす「人為的地震」 ほか)
第2部 これだけは知っておこう地震・火山の恐怖(南海トラフで東京の超高層ビルが5メートル揺れる?;地震発生から五年で世界から忘れ去られたハイチの悲劇 ほか)
第3部 暮らしと震災―地震列島・火山列島に暮らす日本人(噴火口がつくる「天然の良港」;「地震の名前」めぐる政治的駆け引き ほか)
第4部 地球物理学の豆地識(死亡事故多数、最も危険な火山学者;中森明菜事件で逃した噴火の決定的瞬間 ほか)
著者等紹介
島村英紀[シマムラヒデキ]
1941年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。理学博士。東大助手、北海道大学助教授、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授。ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)。自ら開発した海底地震計の観測での航海は、地球ほぼ12周分になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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