内容説明
噴出する矛盾と問題点、予想できなかった裁判員の言動と暴走。マスコミが熱狂的に支持した裁判員制度の運用実態を暴く!裁判員制度の全報道を精査!裁判員制度で刑事司法の崩壊が始まっている!
目次
第1章 絶賛される「市民感覚」とは何か
第2章 出頭率の真実―裁判員制度は円滑に運用されているというのはホント?その1
第3章 良い経験の真実―裁判員制度は円滑に運用されているというのはホント?その2
第4章 運営面の真実―裁判員制度は円滑に運用されているというのはホント?その3
第5章 神に等しい裁判員―加速する暴走
第6章 裁判員裁判における審理と量刑
第7章 裁判員制度におけるわかりやすさが持つ落とし穴
第8章 裁判員ってどのような人たち?
第9章 裁判員制度と死刑判決
第10章 裁判員制度の枠組みと構造的問題
著者等紹介
猪野亨[イノトオル]
1968年生まれ、神奈川県出身。北海道大学法学部を卒業後、1998年に弁護士登録。2000年より、いの法律事務所開設。札幌弁護士会所属。2007年より「北海道裁判員制度を考える会」事務局として、裁判員制度廃止に向けた街頭活動や学習会などを行う。また、ブログで司法の問題について広く発信している
立松彰[タテマツアキラ]
1977年、早稲田大学法学部卒業。1984年、司法研修所入所(38期)。1986年、千葉県弁護士会登録。現在、千葉県弁護士会所属。酒井正利法律事務所所属。弁護士会では裁判員制度対策委員会副委員長、法曹人口・法曹養成制度検討委員会副委員長、日本司法支援センター対策委員会委員長をつとめ、裁判傍聴活動を行う市民団体「裁判ウオッチング千葉」の幹事をつとめる
新穂正俊[ニイホマサトシ]
1979年、早稲田大学法学部卒業。1981年、弁護士登録。あすなろ法律事務所所属。埼玉弁護士会刑事弁護充実特別委員会、同司法問題対策委員会等多数の委員会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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