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報道の正義、社会の正義―現場から問うマスコミ倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763406866
  • NDC分類 070.15
  • Cコード C0036

内容説明

取材ヘリはなぜ救助しないのか?警察に腕章を貸すことは何が問題か?取材で盗聴・盗撮はどこまで許されるのか?原発事故で記者が真っ先に逃げてよいのか?“知る権利”をささえる報道の倫理社会常識とのズレはどこから?

目次

第1部 社会の良識と報道の常識(人命救助か報道か;なぜ警察に協力しないのか;盗聴・盗撮は許されるか;危険な取材に向かう時;原発事故をどう報じたか)
第2部 現実に切り込む視点(ニュースとは何だろう;タブーの源はどこにある;冤罪はなぜ生まれるのか;命の倫理が問うもの;ネット時代の報道の行方は)

著者等紹介

阪井宏[サカイヒロシ]
1956年北海道生まれ。神奈川県立鎌倉高校、慶応大学法学部卒。1980年に北海道新聞入社。記者として札幌、釧路、旭川、東京などで勤務。2011年3月に早期退社。同4月から北星学園大学教授。1999~2000年、英オックスフォード大学グリーンカレッジ・ロイターフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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わたなべよしお

6
 具体的事例を題材に現代ジャーナリズムの抱える問題点を気持ちよく分析、解説している。著者は元北海道新聞記者で、札幌の北星学園大教授。私も新聞記者のハシクレだが、新聞社(新聞記者)と普通の社会(人々)の価値観や感覚の乖離を感じていた。普通の人々と共にありながらもジャーナリズムの倫理を見失わずに仕事をするのはなかなか難しい。改めて考えさせられた。2014/02/04

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