内容説明
人間と人間の格闘を縦横無尽に描くシェイクスピアの作品から言葉の本性(語り=騙り)を読み解く。
目次
第1部(『リア王』と疎外)
第2部(マクベス夫妻の乖離的二人三脚―『マクベス』試論(1)
魔女の誘惑のゆくえ―『マクベス』試論(2))
第3部(シェイクスピアにおける男と女―純愛と獣愛の弁証法;二つの『夏の夜の夢』―ウィーンでの演劇とバレーの鑑賞記)
第4部(呪いとは何か―シェイクスピアにおける呪いの射程;悪の哲学またはイアーゴゥの擁護―『オセロー』試論)
補遺(シェイクスピアと私;シェイクスピアの華麗で辛らつな人間観察)
著者等紹介
渋谷治美[シブヤハルヨシ]
1948年静岡県御前崎に生まれる。1972年東京大学文学部倫理学科卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。1982年埼玉大学教育学部に勤務。教育学部長(2004年‐2008年)を経て、埼玉大学教育学部教授埼玉大学副学長。専攻はカント倫理学・総合人間学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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