内容説明
炎上、プロフ、Winny、ブロゴスフィア、SNS、ネットに曝される子どもたち…。噴出する問題の中で、拡大から規制に向かうネットのいまを読み解く。ネットの明日に未来はあるか?ネットは、私たちに何を与え、何を損なったかネットの功罪を分析。最前線からのレポート。
目次
序章 ネットの闇の前で
第1章 ネットと社会問題
第2章 ネットユーザーの声
第3章 メディアとしてのネット
第4章 ケータイ文化論
第5章 ネットのビジネス性
第6章 ネットの未来のために
終章
著者等紹介
北島圭[キタジマケイ]
1971年北海道生まれ。国学院大学文学部哲学科卒業。現在、電経新聞編集部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maimai
7
インターネットの登場により私たちは利便性を受けられるようになった反面、情報リテラシーの欠如が見られる投稿など様々な問題が発生するようになりました。現代社会においては掲示板の出現により情報の過大さ、匿名性が増していきましたがそれに対する私たちの反応の是非が問いただされます。インターネットそのものが利便性をもたらす反面個人情報漏洩の危険性をもたらすものならば、私たちの現実世界での振る舞いも考える必要性があるみたいです。インターネットをうまく使いこなすかどうかは私たちの今後にも関与しますね。2020/09/08