内容説明
インターネットは21世紀の政治にどのような可能性を切り開いたか。
目次
情報戦の政治学―グローバリゼーションの時代に
第1部 インターネットと情報政治(情報戦とインターネット・デモクラシー;現代日本社会における「平和」―越境する「非戦」;情報戦時代の世界平和運動;小泉劇場インターネット版の盛衰)
第2部 情報戦時代の「帝国」とマルチチュード(マルチチュードは国境を越えるか?;グローバル情報戦時代の戦争と平和―ネグリ=ハート『帝国』に裏返しの世界政府を見る;グローバリゼーションは福祉国家の終焉か?―ネグリ=ハート『帝国』への批判的評注;インドで「世界社会フォーラム」を考える)
日本の社会主義運動の現在
著者等紹介
加藤哲郎[カトウテツロウ]
1947年生まれ。1970年東京大学法学部卒業。名古屋大学助手、一橋大学助教授を経て1989年から同教授。専門は政治学。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。法学博士。英エセックス大学、米スタンフォード大学、ハーバード大学、独ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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