内容説明
プロ野球を崩壊させるナベツネの悪あがき。堤義明の野望と挫折。ゼニと日の丸のスポーツ大国幻想。、スポーツの現状を斬る。
目次
第1部 巨人帝国崩壊―プロ野球はどこへいく
第2部 スポーツに賭けた堤義明の野望と挫折
第3部 ゼニと日の丸のスポーツ大国幻想―スポーツ界はいま(日本のプロ野球に未来はあるか;オリンピックの光と影―繰り返されるオリンピック狂想曲;サッカーW杯―FIFAの金権体質とアジア蔑視;スポーツと平和主義;虚構としての国技―相撲のルーツは復活するか?;あてが外れたサッカーくじの不人気―ギャンブルでスポーツ振興?;サラ金にすりよるスポーツ界;日の丸とスポーツ―国威発揚「がんばれニッポン!」;政治とスポーツ;民衆とスポーツ)
著者等紹介
谷口源太郎[タニグチゲンタロウ]
1938年、鳥取市に生まれる。早稲田大学中退。講談社、文芸春秋の週刊誌記者を経て、1985年からフリーランスのスポーツジャーナリスト。新聞、雑誌、テレビ・ラジオを通じて、スポーツを社会的視点からとらえた批評をてがける。1994年から95年にかけて東京新聞に連載した「スポーツウォッチング」で94年度「ミズノ・スポーツライター賞」を受賞。立教大学、フェリス女学院大学非常勤講師、メディア総合研究所運営委員、「メディア総研ブックレット」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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