内容説明
巨大タンカーは世界をさまよう?!廃船のゆくえは…?かつて世界一の船舶解体実績をほこった日本、今日めまぐるしく変わる解体国、のっぴきならない環境問題…リサイクル産業の原点、シップリサイクルの歴史と現状。
目次
なぜ船舶解体が問題なのか
第1部 現代の船舶解体とリサイクル(いま、解体はどこの国で;地球環境の危機との接点)
第2部 日本の船舶解体業の栄枯盛衰―戦争と鉄屑(鉄リサイクルの歴史と船;解体のルーツを求めて ほか)
第3部 鉄屑が映し出す昭和初期の日本(鉄屑ブームと農村の窮乏;廃艦船が果たした役割;「津軽疑惑」の衝撃波)
著者等紹介
佐藤正之[サトウマサユキ]
1935年、横浜市生まれ。1958年、早稲田大学第一政経学部卒業、毎日新聞社入社。経済部、エコノミスト別冊編集長などを経て、北海学園北見大学商学部教授。2004年3月定年退職
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