内容説明
人生の苦悩と辛酸にめげず、死をえらぶことなく生き続けた武蔵。13歳で旅立ち、人生の晩年に武蔵がつかんだ勇気と知恵とは?生きにくい世を生きつづけるために求められる勇気とは?死に急ぐ世相のなかで死なないために支えにするべき知恵とは?実像の宮本武蔵から読み取る生きる勇気、死なない知恵じっくりと読む宮本武蔵『五輪書』。
目次
十三歳―みずからもたらした死への直面と旅立ち
二刀流―武士は二刀をさしている
リズム―与えられた条件のなかで変えられるもの
観と見―見ることの二刀流
みずからの位置―動かすことができるもの
打つべきは「敵と場の関係」
力量にたいした差はない―どう勝負をつけるか
崩れ目を衝く
敵の心理を動かす
武器にこだわらない〔ほか〕
著者等紹介
斎藤邦泰[サイトウクニヤス]
1945年茨城県生まれ。中央大学法学部卒業。ニュースレター『月刊伯楽』編集長。多くの中小企業で経営・人材育成・法務等のアドバイザーをつとめる
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