内容説明
「強者の論理」が支配する「豊かな社会」私たちは「その契約は正義か」の問いかけを忘れてはいないか・つぎつぎに生起するさまざまな消費者問題に弁護士として取り組んだ体験的消費者運動論。
目次
1章 契約社会と契約の正義―「契約」は錦の御旗か
2章 サラ金・クレジット問題
3章 クレジットカード規制法を急げ
4章 消費者破産の現実
5章 保証契約は消費者被害
6章 情報化社会のプライバシー
7章 不安の時代の霊感商法
8章 裁判傍聴運動
9章 消費者運動と法律家の役割
10章 消費者運動の課題