内容説明
便利さとひきかえに失った「じっくり、考え抜く力」を取り戻そう。「考え方のメガネ」で見えなかったものが見えてくる。河合塾の人気地学講師が教えるアタマの鍛え方。
目次
第1章 便利さがもたらした「思考の近眼化」(『1冊読めばすべてわかる本』ってありますか?;なぜ、テレビでクイズ番組が流行するのか;「考える子」と「勉強のできる子」と「頭のいい子」 ほか)
第2章 「考え方のメガネ」で見えなかったものが見えてくる(400年前の人に「地球が丸い」ことを教えるには?;「自ら考える力」を育む思考のプロセス;1を聞いて4万を知る先人の発想術 ほか)
第3章 「回り道」を「近道」に変えるスローシンキング(自分の生きている道筋が見えているか;小さな「決定」の積み重ねが今ある「自分」をつくる;インドで出会った「自由人」の生き方 ほか)
著者等紹介
安藤雅彦[アンドウマサヒコ]
1954年岐阜県生まれ。河合塾地学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 自分の中に生まれた疑問やアイデアは、常識的・非常識的に関わらず、よく考えて実践できるところまで練り上げてみることが大事だとわかる。人間というのは、自分の知らないこと、普段は興味のないことにさらされ続けるうちに、ふとした瞬間、これまで体験したことのない気づきを得る。ただし、むやみに外へ出かけてさまざまな刺激を受けているだけで良いわけではない。そこから何かを考え始めるには、自分の中に生じた疑問と向き合い、新しく得た知識との「違和感」を覚えることで、初めて人の心の中には疑問が芽生える。2018/07/12
アズー
0
地学の知識を使って生き方指南をする(?)エッセイ。生き方はそこまで変わらないけど、何しろ宇宙とか太古とか、話が壮大すぎるので癒される。高校時代の地学の先生が懐かしく思い出された。2014/09/05
らむだ
0
地学的観点からの生き方、思考法の指南書。なかなか面白かった。2010/07/28
Megumi221
0
◎2009/05/25
MK
0
タイトルに惹かれて。 知識を覚えるのではなく、知識を元に考える力の重要性2020/08/10