内容説明
人種・言語・文化・思想・宗教・年代・性別…。あらゆるものを超えて人々の魂へ響く普遍的な教え、進化と目覚めの書。それが『ニュー・アース』だ。
目次
第1章 私たちはいますぐ進化しなければならない
第2章 エゴという間違った自己のメカニズム
第3章 エゴを乗り越えるために理解すべきこと
第4章 エゴはさまざまな顔でいつのまにか私たちのそばにいる
第5章 ペインボディ―私たちがひきずる過去の古い痛み
第6章 「いまに在る」という意識が私たちを解放する
第7章 ほんとうの自分を見つける
第8章 内なる空間の発見
第9章 人生の目的は「何をするか」ではなく「何者であるか」
第10章 新しい地
著者等紹介
トール,エックハルト[トール,エックハルト][Tolle,Eckhart]
特定の宗教あるいは伝統的な教義に属さない現代のスピリチュアルな指導者。ブリティッシュ・コロンビア州ヴァンクーヴァー在住
吉田利子[ヨシダトシコ]
埼玉県出身。東京教育大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかぴ
37
人間はエゴなしには生きられない。宗教は悟りを開くためには必要なものだがエゴによって最悪戦争にもなりうる。エゴをなくすために感じる方法が呼吸であり、呼吸に意識をすると「いまが在る。」状態に気付くことに繋がる。主体を持てと導く本があるが、それこそエゴに支配されることだと思う。まずは呼吸に意識を持ち自分の肉体を認識していまが在る状態になる努力をしたい。ありがとうございました。2021/06/13
イプシロン
35
もっと早く読めば良かったと思いつつ文字を追っていて気づいた。いや、今ようやく必要になったから、今手にとっているのだ、と。大きく人生を変えた本は、これが三冊目。しかし、よく考えてみると、一冊目で学んだことに全てがあったと気づかされる読書体験だった。しかし学んだことを体系化するには、今までの時間が必要だったのだと納得できた。スピリチュアルといえばスピリチュアルな内容だが、換言すれば、著者が特定の信仰に帰依せず、自らの信仰を語ったものといえよう。そしてその内実は正伝の仏教と原初キリスト教と変わらないのだが。2018/06/05
みゃーこ
33
ある人に勧められて読んだ。ペインボディがそうさせているのね、、ってうなずけた。スピリチュアルな感覚が研ぎ澄まされそうな一冊。2017/01/21
出世八五郎
30
水木しげる幸福の七ヶ条が証明されてる。著者の本は三冊目で以前読んだ本(※五次元文庫、スピな教え…)に比べると大著だ。全てを詰めた印象。それで比較すると本書後半第七章辺りから違いがある。そこはスピリチュアルな部分が多目だから受容しようがしまいが縁でしかないが、そこから読むのもいいと思う。まあ、縁があれば本書を手に取るし、縁があれば受容する。縁がなければそれまで。しかし、縁があるのに気付かないのは勿体無いと思う。著者が所謂悟り体験をした後、それをどのようにしてこのように言語化したのか?そこに深い興味を覚える。2016/06/11
U
28
とあるブログで本書のまとめを読み、実際に読んでみたいと思って購入。エゴについて細かく述べられており、新しい生き方、視点が得られる興味深い一冊です。要は、過去や未来でなく『いま』と仲良くなる、親友になることが一番であるということ。悟りを開いた生き方とは、抵抗しない、判断しない、執着しない、の三つ。一つ一つの行為に全身全霊をつくすこと。著者は東洋人ではありませんが、何と無く禅と通じるものがあるなと思いました。受け入れる、楽しむ、情熱を燃やす。自分を開く。エゴとお別れして降参したほうが、幸せになれそうです。2018/01/03