出版社内容情報
1989年7月、45歳のときに仕事中の事故で両手を失い、失意のどん底から独学で創作の道を歩み始めた義手の画家、大野勝彦。さりげない言葉に込められた心情やほとばしる情熱で描かれた作品、そして、どんな運命の苦難も「はい」で受けとめる生き方が、感動とともに全国に広がっています。本書は、これまでの創作の軌跡を詩と作品で構成した決定版。大野流バイタリティの根幹にふれる一冊です。
内容説明
「はい、わかりました」この言葉ですべてを受け止める、強さとやさしさ。二本の義手で命の輝きを描きとる、大野勝彦の詩と画の世界。失意のどん底から、独学で創作の道を歩みつづける、その軌跡を作品やエッセイで構成した決定版、ついに刊行。
目次
はじめに 「わかりました」の心ひとつ
第1章 さよならのあとに
第2章 しあわせは自分でつかむもの
第3章 神様からのメッセージ
第4章 「はい」で受け止める道
おわりに たったひとりの感動のために
著者等紹介
大野勝彦[オオノカツヒコ]
1944年、熊本県生まれ。高校を卒業後、家業の農業(ハウス園芸)を営む。89年の7月22日、トラクターを掃除中に右手を巻き込まれ、それを取ろうとした左手も巻かれて、両手とも切断。失意のどん底に突き落とされるが、入院3日目から筆を患部にくくりつけて詩を書きはじめる。2年後に初めての個展を開催。2006年4月までに3000回あまりの講演会も行う。その生きる姿勢と詩画に共鳴する人の輪が全国に広がっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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