未来をひらく海洋温度差発電

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未来をひらく海洋温度差発電

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 14X20cm
  • 商品コード 9784763196729
  • NDC分類 543.7
  • Cコード C0030

内容説明

これで人類は、生きのびられる。「海水から電力をつくる」―夢のような発電法とは?環境・食糧・水問題を一挙に解決する方法とは?絵と図で読みとく、あたらしいエネルギーのかたち。

目次

海洋温度差発電のしくみと歴史―エネルギーは海からのプレゼント
海からはじまる新・産業革命
海の水から、エネルギーがとれる!?
エネルギーって、何だろう?
人類の進化をささえるエネルギー
この星でいま起きていること

著者等紹介

上原春男[ウエハラハルオ]
NPO法人OPOTEC(海洋温度差発電推進機構)理事長。全世界から注目を集める将来のエネルギー「海洋温度差発電」の世界的権威。工学博士。1940年、長崎県生まれ。1963年、山口大学文理学部理学科卒。九州大学生産科学研究所講師、佐賀大学理工学部助教授を経て、1985年、同学部教授。1996年に同学部長、2002年には佐賀大学学長に就任。退官後、2005年にNPO法人海洋温度差発電推進機構を設立。氏の三十年にわたる構想である「海洋温度差発電」は実用段階に入り、再生可能な夢のエネルギーとして各方面から注目の的となっている。また、伝熱工学や発電システムを研究中、科学技術の発達、企業の成長、人間の成功など、成長発展するものにはすべて共通する原理があることを発見し、独自の「成長の原理」を編み出す。その原理は、国の地域産業振興策、企業の製品開発などにつぎつぎに応用され、政治家やトップ財界人、経営者から絶大な信頼を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジョニーウォーカー

10
海洋の表層と深層の温度差を利用して、石油に代わる新しいエネルギーを創り出す。そんな途方もない計画をご存知だろうか? 発案者はなんと日本人。1998年にはあの文部科学省を説き伏せて研究所まで建設させ、ついには世界各国で実用段階にまでこぎつけているのだ。本書はその全容を、一般の人に向けて分かりやすく伝えた、いわば“人類への企画書”。紙芝居形式で進む内容は、一言でいって非常によくできている。ヘタな企画指南書よりタメになるほどだった。上原博士、あなたの30年以上にわたる熱き思い、確かに受け取りました。2010/04/21

もよ

0
図書館本。水温差が15℃あれば発電が現実的に可能とは驚き。深海の冷たい水を使うことにやや抵抗を感じるけど、火力、原子力の温排水と組み合わせたら面白そう。もっと勉強してみよう。2015/10/19

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