内容説明
「奪ってゆく君を、殴らせろ!」さだまさし&梅田俊作、夢のコラボレーション!さだまさし絵本シリーズ、待望の第2弾。
著者等紹介
さだまさし[サダマサシ]
1952年、長崎市生まれ。バイオリン修行のため中学1年で上京。しかし、高校受験失敗を機にバイオリンの道をあきらめる。その後、国学院大学に進むが、72年に中退し、吉田政美とグレープを結成。2枚目のシングル『精霊流し』が大ヒット、同曲で第16回日本レコード大賞作詞賞を受賞。ソロデビュー後も『雨やどり』『関白宣言』『親父の一番長い日』『防人の詩』など、情緒あふれる詞曲が幅広い層に支持される。活動の中心は年間100回を超えるコンサートと、80タイトルを数えるアルバムリリース。『おばあちゃんのおにぎり』(第13回ひろすけ童話賞受賞)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさまま
27
ある家族に「妹」が誕生してから嫁ぐまでの日々の物語…私は「妹」に自分の姿が重なりました。数々の心配をかけたこと、愛されて育てられたこと…私もかつて「子ども」だったことを思い出し胸に込み上げるものがありました。さだまさしさんは「市井のささやかな人々や暮らし」にスポットライトをあてる天才ですね✨平凡な人生なんてないし全ての人々にドラマチックなストーリーがあります✨また改めて歌も聴きたくなりました。2021/03/05
コージー
16
歌もタイムリーに聴いていたし、ファンだったしちょいと図書館で読んでみた。歌詞のままに綴られる絵本、頭のなかで歌が聞こえながら読み進めると、ちょっと新鮮でそれでいてノスタルジックにも感じた。最後の親父のところではついホロリとして、周りをキョロキョロ。久しぶりにカセットテープ出してみようかな。あ、YouTubeで観られるか(笑)2016/06/18
海(カイ)
5
さだまさし絵本シリーズ第2弾!
茶太郎
2
以前、上司がカラオケでこの曲を歌っていたのを思い出しました。この本では父親ではなくお兄さん目線です。いかに妹さんが大切かが綴られた優しい絵本でした。2024/06/27
読書国の仮住まい
0
著者の同題楽曲の歌詞そのままに、絵をつけて書籍化したもの。 とある家庭に生まれた女の子が成長し、やがて男性と出会い結婚するまでを兄の視点から描いている。 親父ではなくあくまでも兄から見ている。 なので少し後ろに下がった、やや客観的な描き方となっている。 親父では初恋の顛末を知り得るのも無理だろう。 ここからもこの兄妹がどのような関係を築いているか分かる。 最後は兄と息子、同時の立場から二人を見つめている。 兄の感情はどうであったか? 恐らく照れ臭くて語れないので、親父を前に出しておき仮託させたのだろう。2023/01/24
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- 和書
- ぼくのこと、覚えてますか