内容説明
念ずれば花ひらく―それは、母が遺した美しい念仏だった。国民詩人・坂村真民が力強くあざやかに描く、人生の錦絵。感動の随筆集、待望の復刊。
目次
1章 念ずれば花ひらく
2章 めぐりあいのふしぎ
3章 二度とない人生だから
4章 真実の自己を求めて
5章 詩一筋に生きて
著者等紹介
坂村真民[サカムラシンミン]
詩人。1909年熊本県生まれ。二十歳のとき岡野直七郎の門に入り、短歌に精進する。二十五歳のとき朝鮮に渡り教職に就く。終戦後は四国に移り住む。50年、四十一歳のときに詩に転じ、個人詩誌『ペルソナ』を創刊。62年より『詩国』を発行し、現在に至る。91年仏教伝道文化賞受賞。鳩寿(九十歳)を超えてもなお、詩作と書に励む毎日を送り、人々に感動を与えつづけている
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