内容説明
おもちゃをなくす、友だちをなくす、健康をなくす、離婚で親をうしなう、そして大切な人を死でうしなう…。悲しいだけじゃ、ないんだよ。大切なものをなくしたあとに、いちばん大きな贈り物が見つかる。
目次
第1部 なくしても見つかるもの(ものをなくすということ;試合に負けたとき;友だちをなくしたとき ほか)
第2部 永遠のさよなら―死(死についての大切なこと;死の訪れ方;誰が亡くなるか)
第3部 さよならが教えてくれるもの
著者等紹介
ゲルマン,マーク[ゲルマン,マーク][Gellman,Marc]
ニューヨークのユダヤ教寺院のラビ(ユダヤ教の聖職者)であり作家。家族とともにニューヨーク市在住
ハートマン,トマス[ハートマン,トマス][Hartman,Thomas]
神父であり作家、ニューヨークのテレビ・ラジオのディレクターとしても活躍。エミー賞を三回受賞するなど、幾多の栄誉に輝いている
吉田利子[ヨシダトシコ]
埼玉県出身。東京教育大学文学部卒業
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感想・レビュー
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いぼいのしし
17
こども向け。著者が聖職者だからからか、教会でお説教をきいている感じがした。2021/05/03
ご〜ちゃん
0
「何かをなくすのは、自分ではどうしようもないけれど、何を見つけるかは自分しだいなんだよ!」という一文。この本は、8歳から12歳くらいまでの子供たち向けに書かれた本だけど、親にとっても大事な本だと思う。子供と一緒に読みたい。2011/03/19
joyjoy
0
原題「Lost & Found」。なるほど、アメージンググレの歌詞が、始まりと終わりにあり、思わず口ずさむ。喪失は知恵を得るチャンス、共感を学ぶ機会。子ども向けの本だが、大人が読んでも、発見、再発見があるはず。 2019/11/25