内容説明
心を操る5つの歌が、物語の扉をひらく。…チャラ、カシュ、シー、アウシャン、イェーン。5つの歌の「歌使い」を目指すライアルは、海に住むマーリーの助けを求める声を聞く。それが彼女の冒険の始まりだった。
著者等紹介
ロバーツ,キャサリン[Roberts,Katherine]
1962年イギリスのトーキーで生まれ、デヴォンとコーンウォールで子ども時代を過ごす。バース大学の数学科をトップで卒業し、その後コンピュータや競走馬関係の仕事をしたり、ペットショップで働いたりした。現在はロス・オン・ワイに住み、ファンタジーを書き、通信教育で創作を教え、地元の学校でクリエイティヴ・ライティング賞の選考に参加し、さらに余暇には、地元の調教師ヴィニーシア・ウィリアムズのもとで競走馬の調教を手伝っている。処女作『ライアルと5つの魔法の歌』は1999年に出版され、すぐれた児童文学に与えられるブランフォード・ボウズ賞を受賞した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
1
一度読んだ本とはまったく気付かずに読了してしまった… 中盤からはどんどん面白くなって一気に読んだけど、本当に一度も「あれ?これ読んだことある?」って思わなかった…2021/06/06
きゅー
0
面白かった。設定もなかなか凝ってて好みだったし。ケロンの改心っぷりには少々ツッコミ入れたいが(笑)ま、ちょっといきがってたお子ちゃまが成長したということなのでしょう。後日談というか、その後的な話も読んでみたいな~2017/05/21
Theodore
0
別に無理して主人公を女にする必要なかったんじゃね? というのが最初の感想。それくらい、主人公の周囲を取り巻く人物が男に偏りすぎている。本来なら大きなウェイトを占めるはずの同性の友人はたった数行しか登場しないし、教師陣の女たちもほんの脇役扱い。さらに冒険の旅に出てからは主人公以外の女っ気がほとんどなし。かといって恋愛イベントがあるわけでもなく、最後の敵との対決でも大した見せ場があるわけでもなく、他のキャラに活躍をかっさらわれて終わり。おまけに事件の元凶である嫌味なライバルには何の罰則もなしって……2011/10/14
1877
0
歌使いは真実を聴き分けるはずじゃないんですか?2022/01/22