内容説明
誰もが無限大の可能性を開花できる!バイオテクノロジーの世界的権威が提言する遺伝子ONの生き方とは。
目次
プロローグ 生命の不思議を解読する
第1章 遺伝子が目覚めるとき
第2章 環境で遺伝子が変わる
第3章 遺伝子ONにして生きる
第4章 この生命設計図の不思議
第5章 だれが生命の暗号を書いたか
著者等紹介
村上和雄[ムラカミカズオ]
1936年生まれ。筑波大学名誉教授。1963年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年米国オレゴン医科大学研究員、1968年京都大学農学部助手。1976年バンダビルト大学医学部助教授。1978年筑波大学応用生物化学系教授となり遺伝子の研究に取り組む。1983年高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、世界的な業績として注目を集める。1994年より先端学際領域研究(TARA)センター長を務めた。1996年日本学士院賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoっぴ
79
遺伝子工学の世界的権威・村上氏による遺伝子の話。タイトルも表紙もなにやら難しそうで長く積んでいた本ですが、分かりやすくて面白くて一気に読んだ。遺伝子の暗号の神秘や、その遺伝子の働きがONやOFFになることを知り、面白い~と読んでいるといつの間にか話は自己啓発かスピリチュアルかといった領域まで広がっていく。科学技術の発達した世の中でも、科学を極めた先に神の存在を感じるという話はよく聞くけれど、この本でも"サムシンググレート"の存在が記されていてとても興味深かった。遺伝子が目覚める生き方を心がけよう♪2017/07/23
はたっぴ
66
バイオ技術の第一人者による著書。人間の体は約60兆もの膨大な数の細胞からできている。遺伝子は細胞の核の中にあるが、実際に働いているのはわずか5%程度。その他の眠っている遺伝子のスイッチをONにすることで、幾つになっても才能を開花できると述べている。著書は科学者として遺伝子の不思議を解説しながら、この遺伝子スイッチをONにする方法を記しているが、特に効果的なのが「感動すること」だという。感動は長寿を呼び、若さを保つ効果があるのだ。日々の読書で感動の涙を流している私。遺伝子はスイッチONになっているだろうか?2016/02/10
チョコ
28
良い遺伝子をONにするにはプラス思考が大事!私達が産まれた事は、ものすごい奇跡中の奇跡!思い切りと思い込み!諦めずに続けると無意識でサムシンググレイトと繋がって行く!感動の涙は、良い遺伝子をONにしてくれる!いい本読もう〜!!2020/05/28
青蓮
26
「生き物が生まれる確率は『一億円の宝くじに百万回連続して当たる』くらいすごいことである。だから人間は生まれてきただけでもたいへんな『偉業を成し遂げた』のであり、生きているだけでも『奇跡中の奇跡』なのだ。(P.170)」―遺伝子工学の世界的権威によるロングベストセラーだそうだが、かなりポジティブな内容です。人がもつ無限の可能性、眠れる遺伝子をオンにする生き方…出来るともっと生きやすくなれるかもしれないですね。2019/04/30
びす男
24
バイオ技術の権威である著者の研究と人生、そして哲学を総合した本。遺伝子は人間のすべてを決定するわけではない。その情報は環境次第でon/offの切り替えが可能であり、したがって、あらゆる可能性が秘められている…。「志を高く」「感謝して生きる」「プラス思考」が重要だという。自身の経験と研究に基づいた確信を書いたのだろうが、ハッキリ言って全然響いてこない。科学と主観的哲学という二者を合わせて論じるのだから、本書のような雑でぼかした書き方をしていては誰も納得させられないだろう。あとで書評を書きます。2014/08/31
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