内容説明
「処世や渡世をゲームとみたて、ホンネとタテマエという鍵概念を用いることによって、われわれは実人生というなまぐさくも愚かしい、そしてついつい自分自身を見失わせがちな狂宴から少し距離を置き、自他の奮戦ぶりを鳥瞰するゆとりをもたらしてくれるだろう」―精神科医である著者が、「人間関係はゲームである」という考えのもとに展開する、ホンネとタテマエの人生論。
目次
第1章 人間ゲームとタテマエ/ホンネ
第2章 男女と家族―骨肉のゲーム
第3章 男性文化と「当然妄想」
第4章 Z氏、かく語りき―ホンネとタテマエをめぐって
第5章 浮世ゲームの戦略・戦術―勝つためでなく負けないために
終章 必読!五つの寓話と筆者のホンネ
著者等紹介
頼藤和寛[ヨリフジカズヒロ]
昭和22年、大阪生まれ。大阪大学医学部卒業。医学博士。大阪府中央児童相談所主幹、神戸女学院大学人間科学部教授を歴任。平成13年4月、没
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