内容説明
なぜ人生に幸せを感じられないのか?「AIBO」を生み出した先端技術の開発者が、「科学」と「あの世」の接点と新しい生き方を語る。
目次
プロローグ 「あの世」の正体がわかってきた
第1章 魂に栄養をつける生き方
第2章 宇宙のしくみを知れば人生が変わる
第3章 否定的感情をはずせばカルマはなくなる
第4章 かんたん瞑想で身も心もすっきりする
第5章 宇宙の愛を感じるのが本当の幸せ
著者等紹介
天外伺朗[テンゲシロウ]
1942年兵庫県生まれ。大学で電子工学を専攻した後、大手企業の研究所で先端技術の研究・開発に携わる。フィリップスと組んだコンパクト・ディスク(CD)の共同発明者、またワークステーションNEWS、およびエンターテインメント・ロボットAIBO、ヒューマノイド・ロボットSDR‐3Xなどの開発の責任者を務めた。その経験を生かして技術評論、人材開発論にも健筆を振るう。97年より、理想的な死に方につながる光り輝く日々を追求する人たちのためのネットワーク「マハーサマーディ研究会」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばずし2487398
29
悪い事が起きて嫌だと認識するのではなく、先に嫌だという気持ちがあってそれが現実化する。カルマもその一種である、という話はなるほどと。運が良いと思ってると本当に運が良くなり、逆もまた然り。CDやアイボを開発した著書が、精神世界を科学的に考察する章も、興味深い。またアボリジニやチベット仏教の実践は究極過ぎて程遠いが、日本の縄文にも通じるものがあるかも知れない。私も、宇宙の愛を知らず知らずのうちに周りに放射して、周りに好かれよい影響を与えている天使の様な人を知っている。想念の行とスマイルの行はやってみたい。2023/11/28
inami
26
★3 「宇宙」や「生き方」というワードに惹かれて読んでみました。著者は(ソニーで)CDやAIBOの開発を主導した科学者ということですが、冒頭「あの世の科学」というような単語が出てきたので、ちょっと大丈夫かなと心配になりました(笑)。「あの世」とは死後の世界のことではなく、この世と同時に存在するもうひとつの宇宙のことで、例えて言うなら電磁界(あの世)とテレビ画像(この世)の関係だそうです。そう言われてもよくわからないのですが(笑)・・他に、あるがままに生きよう、いかに死ぬか、瞑想の実践方法など2023/12/20
たかぴ
26
現世とあの世は繋がっていて切り離せないのだが今の世の中の考え方は別の世界という認識が常識として広がっている。おそらく近い将来パラダイム・シフトが起こり非常識と思われるこの本の考え方が常識として広がるのでは無いかと思わせられました。実際今の常識の考え方はたったの数百年の考え方で人類の歴史で見ると非常識だから。その世界を表すのにTVの電波の説明が分かりやすかった。瞑想を行い幸せを感じていきたい。もっと著者の本を読みたいです。ありがとうございます。2021/07/16
ひろ☆
18
もともと、とても優秀な技術者なので、説明もわかりやすい。引き寄せの法則には納得。また改めて読みたい。2016/03/30
Gotoran
5
著者は、ソニーでCD、AIBO等の共同開発者(技術者)、量子力学(D.ボームが関わる宇宙ホログラフィ)と深層心理学(ユングの集合的無意識)、東洋哲学、原始仏教との相互関連性について、体系的に語られている。人間は根っこの部分ではお互い繋がっていて、さらにその根っこには無限の宇宙が広がっていると。まさに、物質と精神の融合。幸福とは宇宙の愛を感じること。まだ、今のところ、仮説の域を脱し得てはいず、胡散臭いところがないとは言えないが、非常に興味があるところで今後も注目してゆきたい。出会えて良かった。2011/08/21