内容説明
この本では、「友だちが作れない」「いじめられているのではないかと思うと、帰ってくるまで心配」「乱暴で、親の言うことにさからってばかりいる」といったお母さんたちの悩みに、具体的に答えながら、いっしょに子育てを考えています。アドラー心理学をもとにした、子どもが子ども自身の「いいところ」を素直に伸ばせるような子育ての方法を紹介しました。まわりの人から愛され、人を好きになれる子どもに育つ。好評のアドラー・シリーズ第2弾。
目次
1章 引っ込み思案な子どもを、どうするか
2章 反抗的な子どもを、どうするか
3章 学校へ行きたがらない子どもを、どうするか
4章 友だちに好かれない子どもを、どうするか
5章 “怒られ弱い”子どもを、どうするか
6章 勉強をしたがらない子どもを、どうするか
7章 生活習慣のだらしない子どもを、どうするか
8章 子どもにしつけるべきこと、そして子どもにまかせること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえ
9
子供が周囲の言うままに動くのではなく、自分の意見を持ち、自分で考え、自分の考えを決められる真の素直な子供になってほしいという、作者の思いが詰まった本。「兄弟を比較して育てられた子は、兄弟げんかばかりする。」これにはドキリ。。兄弟げんかは、親の関心を引くことが原因だそうです。気を付けなきゃ…。「やるのが当たり前のことほど、できたら一言くわえる。お母さんに一声かけられることが、子供にとって勇気ややるきになる。」これは今日からでもやってみようと思う。これからは子供のいい助っ人になりたいな。2013/11/04
ぴよぴよ
4
よい性格も悪い性格もない。という考え方。それらの性格を、人と人との付き合いで上手に使っているかどうか。なるほど。2013/03/09
Kei
2
とりあえず、とっかかりは、わかった気がするのですが、こういう本はその後のことがよくわからないんですよねえ。2010/09/01
ゆみゆみ
0
は
ooooo0000ooo
0
アドラー心理学を子供の躾に応用した内容とのこと。あまり詳しくないので、触りだけ分かればぐらいのつもりで購入。詰まる所、多少ねじれたり折れたりしても、その特性を活かし、変に縮こまらせずに伸ばしていくコツがケースごとに書かれていた。個人的にはいくつか自分の琴線に触れるものがあり、肩の荷が下りるような感じがした。考え方とか心の在り方にも選択と集中が必要だったのだ。子供のための内容となっているが、大人にも応用が効くものがあると思う。2019/05/16