内容説明
人生のどん底にあったある日、突然「神」が話しかけてきた。それから始まった「神との対話」。自分について、人生について、魂について、宇宙について…あらゆる質問に神は答えていく。丁寧に、ときにぶっきらぼうに、ユーモアを交えながら。全米に衝撃を与え、日本でもブームを巻き起こした、伝説的ベストセラーの第1弾!
目次
人生は、自分が何者であるかを思い出すため、創りなおすためにある。人生は学校ではない。学校は知りたいことを知るために行くところだ。人生は、すでに知っていることを体験する機会だ。
自分の信念をもち、自分の価値観に従いなさい。それがあなたの親、その親の親の価値観、友人、社会の価値観なのだ。あなたが幸福かどうか知っているのは、あなただけだ。
宇宙には「良い」状況も「悪い」状況もないと、第一に理解しなさい。すべてはあるがままにすぎない。第二に、すべての状況は一時的だ。そして、それがどちらの方向に変わるかはあなたしだいだ。
自分がふさいだり、落ちこんだりしていると思ったら、考えなおしなさい。そんなことをしていても何にもならないと思ったら、考えなおしなさい。やりなおしたいと思うのなら、人生は何度でもあるから。
何かから離れることはできない。相手は地獄までもあなたについてくる。それならば、どんな誘惑にも抵抗しないことだ。ただし、そこから顔をそむけて歩きなさい。この旅は、目的に「行き着かない」旅ではないのだ。
思考が行動になれば救える。あらゆるところでおおぜいのひとたちが、環境を救うために、何かしなくてはいけないと信じるようになれば、あなたがたは地球を救える。だが、急がなければいけない。
親として配偶者として、愛し愛される者として、あなたの愛を相手をしばる接着剤にしてはならない。愛する者を世界に押し出しなさい。彼らが自身自身を体験できるようにしなさい。それがほんとうの愛だ。
人生に特別な相手が現れて自分が満たされる、というのは、非常にロマンティックだ。だが、人間関係の目的は相手に満たしてもらうことではなく、「完全な自分」を分かちあう相手をもつことだ。
「ほんとうの自分であること」はたやすいと思っているかもしれない。だが、それは人生でいちばんの難題だ。決して実現できないかもしれない。ほんとうにそれができるひとは、ごく少ないからだ。
わたしもあなたを愛している。〔ほか〕
著者等紹介
ウォルシュ,ニール・ドナルド[ウォルシュ,ニールドナルド] [Walsch,Neale Donald]
妻のナンシーと、アメリカ・オレゴン州南部の森の多い静かな地域で暮らしている。ふたりはひとびとが自分自身に立ち返ることを目標に掲げた「ReCreation(再創造)」という組織を創立した
吉田利子[ヨシダトシコ]
埼玉県出身。東京教育大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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