出版社内容情報
名医たちが認知症の“見立て”を学びにくる認知症専門医が、
人生100年時代に無関心ではいられない認知症の「本当の話」をします。
「恐れる」認知症から、「備える」認知症へと変わる「新しい認知症観」について
現場を知り尽くす専門医がていねいに解説しました。
内容説明
「もの忘れ=認知症」は、早合点だった!名医たちが認知症の“見立て”を学びにくる医師の認知症の本当の話。
目次
第1章 認知症はこう「誤解」されている
第2章 「治せる認知症」を見逃すな!
第3章 認知症の「予防」と「病院へのかかり方」
第4章 知っておきたい「軽度認知障害」と「若年性認知症」
第5章 認知症の「治療」と「暮らしの支援」
第6章 認知症とともに「自分らしく」生きていく
著者等紹介
内田直樹[ウチダナオキ]
認知症専門医。医療法人すずらん会たろうクリニック院長、精神科医、医学博士。1978年長崎県南島原市生まれ。2003年琉球大学医学部医学科卒業。2010年より福岡大学医学部精神医学教室講師。福岡大学病院で医局長、外来医長を務めたのち、2015年より現職。福岡市を認知症フレンドリーなまちとする取り組みも行っている。日本老年精神医学会専門医・指導医。日本在宅医療連合学会専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
1
基本理解: 認知症の種類 アルツハイマー型 認知機能の低下 もの忘れとの違い 記憶のメカニズム 誤解と診断の問題: 早合点認知症 誤診のリスク 認知症の診断基準 治療可能な認知症 医療機関の役割 治療可能な認知症: 特発性正常圧水頭症 慢性硬膜下血腫 早期発見の重要性 画像診断 予防と生活習慣: 生活習慣病と認知症 食事バランス 適度な運動習慣 認知訓練 軽度認知障害と若年性認知症: 若年性認知症の特徴 社会的孤立のリスク 治療と支援方法: 抗認知症薬の種類 パーソンセンタードケア 地域社会のサポート2025/02/21
津見佐飛
1
「これだ」と断定するものではなく、症状の軽重や状態は多岐に渡り、そして高齢になるに連れて個人差が非常に大きく出やすい。先入観や誤解が多く、患者も健常者も医師も介護者も全部含めて、まだまだこれから深く向き合い、本当を学び、理解して行かなければならない事だと感じました。2025/02/15
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