目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと

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目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763141736
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0095

出版社内容情報

何が大切か、見えなくなったあなたへ。
「目の見えない精神科医」が贈る、希望へのガイドブック。

この本の著者は、北海道美唄市にて精神科医として従事される福場将太さん。NHK北海道に「目の見えない精神科医」として出演され、話題となりました。
医学部5年生の時に、徐々に視野が狭まる病を患っていることが発覚。そしてとうとう32歳で完全に視力を失いました。
それでも福場将太さんは、10年以上に渡り、患者さんの心の病と向き合ってこられました。

目が見えるからこそ、見えるもの。
目が見えるからこそ、見えないもの。
目が見えないからこそ、見えないもの。
目が見えないからこそ、見えるもの。

そんな4つの世界を、「見えていた頃の生活」と、「見えなくなってからの生活」を行き来しながら書かれたのが本書です。

「視覚障がい者の視界は、意外にもカラフルです。
真っ暗な世界なんて、とんでもない!」

「人間は全てを手に入れられない分、全てを失くすこともできないのです」

「私にとって目が見えている人は、もはや超能力者なのです。
だって私にとっては不可能に近いことも、一瞬で成し得てしまうのですから」

「人生は一本道じゃない。行けるところまで行ってみて、ダメになったらダメになったで、また別の道を探せばいい」

……など、福場さんだからこそ語ることのできる、明日を明るく照らす希望の言葉が満載です。

もしもあなたが目の見えている人なら、大切なものを見つめ直すガイドブックとして。そして、もしも目の見えていない人なら、頼りたい視覚がなくても希望を見つけられるガイドブックとして、手に取っていただけることを願って。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

87
1980年生まれの著者。医学部5年生の臨床実習で回った眼科で失明に至る指定難病が発覚する。医学部を卒業したものの国家試験には落ち、生き方に悩んだ一年。衰える視力の中で精神科医を選択し、現在は北海道で勤務している。優しく綴られているが精神科医としての言葉は力強い。少々専門の分野なのでこの解釈や選択は、ストンとも胸に落ちる。自分ではどうしようもない病を受け入れて、今を大切にしながら前に進む姿は、病に苦しむ人だけでなく、誰の心にも響くだろう。2025/03/10

mike

79
精神科医の福場さん。大学在学中に難病を患い32歳で完全に失明。その後も医師として活躍している彼が、失明に向かう中で考えた事。そして今、見えなくなって見えるようになった事、見える時に見えなかった事等自分の体験に基づいて書いた、私達がどう生きたらいいかのガイドブック。便利が当たり前、情報に溢れている現在、静かに周りを見つめ直したり、したい事を出来るうちに実践したりしていくことの大切さを話している。自分とは懸け離れた世界で生きている人の日常や考えを知るのは必要だなと思う。2025/02/17

けんとまん1007

69
人間は多面体であるという言葉が腑に落ちる。人はいろいろな場を持ち、それぞれの顔がある。時間の流れとともに、思考・価値観も変わりうる。それと、人が持つ五感の役割。今、想い出したこと。自家菜園をするなかで、早朝のある瞬間のこと。眼を瞑ると、音が止み、風も止まる瞬間がある。その時の感覚は、言葉に表現できないものがある。自分を自然の一部として感じることだけは言える。それは、自分と関わる人との間でも言えること。一呼吸置いて、考えてみることで、見えてくるものが変わりうる。2025/01/12

雪月花

50
緑内障予備軍といつも眼科で言われ、視力を失う可能性も無きにしもあらず、と思う日々に出会った本書。32歳で完全に失明した著者の精神科医としての立場での気づきを知るにつけ、普段見えている世界がまた違って見えてきた。失ったものだけに意識を向けると辛くなるけど、そこから得るものも必ずあると思わせてくれる。選んだ道がダメになったら、また道を探せばいい、自分を待っている空席は必ずあるという言葉と、見えなくなったら人の外見がわからなくなる分、内面を重視するようになったという言葉が心に響いた。2024/12/24

ゴーヤーチャンプルー

24
著者は医学部5年生の時に目の病気を発症し32歳の時に完全に視力を失ったとの事。この本の中で『見えるからこそ見えないもの』や『見えないからこそ見えるもの』など書かれている。目も心も真っ暗などん底からどのようにして前向きに歩き出し今を生きているのか。参考になる言葉がたくさんあった。北海道のロードヒーティングになぞらえて、たくさんの方々の優しさや自身の情熱が電熱器となっていつも足元の雪を溶かしてくれる、歩いていく道が心の中で見えていると言う。置かれた境遇を受け入れて日々を楽しく熱く生きる。2025/02/15

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