古事記転生

サム【著】

サンマーク出版（2023/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 288p／高さ 20cm
• 商品コード 9784763140272
• NDC分類 913.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

目覚めたら古代日本の神様だった！
誰もがその名を知る『古事記』の
誰も知らないメッセージ

◆チャンネル登録者４５万人超！
今もっとも深く神話を語るＹｏｕＴｕｂｅｒが「シン訳古事記」の教えを引っ提げて鮮烈デビュー！！

バーテンダーのサムは、仕事も人間関係もズタボロ。
ある日、常連客とのトラブルに巻き込まれて命を落とす－－。
目覚めた彼は、『古事記』の世界で神様として転生していた！

しかも転生したのは、いじめられっ子の下っ端神様・ナムチこと後の大国主。
元の世界に戻るために必要なミッションは、
『古事記』の世界で“日本建国”を成し遂げること！？

◆魂が成長する令和×神話の超感覚ストーリー！

大国主が国づくりに込めた思い。
イザナギとイザナミが成し遂げた真実。
スサノオが探していた後継者。
この国に受け継がれてきたもの、受け継がれなかったもの……。

『古事記』に込められた真のメッセージを超訳！
この物語は、現実に向き合う勇気をくれる。

内容説明

仕事も人間関係もズタボロのサムは、トラブルに巻き込まれて命を落とす。目覚めた彼は『古事記』の世界で下っ端の神様として転生し、“日本の建国”を任せられる。日本で最も謎多き神・大国主が託す令和×神話の超感覚ストーリー。目覚めたら古代日本の神様だった！誰もがその名を知る『古事記』の誰も知らないメッセージ。

著者等紹介

サム［サム］
名古屋市大須で活動する神話系ＹｏｕＴｕｂｅｒ「ＴＯＬＡＮＤ　ＶＬＯＧ」の語り手。大阪府出身。「世界の謎はあなたのすぐそばにも存在している」をテーマに神話や世界の歴史を中心に動画を発信。名古屋市大須で「ＣＡＦＥ　ＴＯＬＡＮＤ」やＢＡＲを経営しており、日本各地の地域おこしや野外フェスなども手掛ける。独自のクラウドファンディングサービスも運営。『古事記転生』が初の著書となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[イスタ]

古事記を分かりやすくした転生本？サクサクと読めました。小学生の娘も読んでいました。今春に行ってきた出雲大社の大国主とスサノオと稲佐の浜など出てきて、ここから国造りが始まったんだなぁと。アマテラスは そっち系なの？もっと詳しい古事記の話を読んで勉強したい。これからの日本を主導する神々が天つ神から国つ神へと返還していくそうです。ここでの登場人物たちの素戔嗚尊や大国主命また、大国主の息子たちの神々の力が復活していくのかな。とにかく凄い時代なのは確かよね。

2024/05/24

[すしな]

005-25.ふとしたことがきっかけで、現代のバーテンダーが大国主尊に転生して自分探しをする話です。因幡の白兎とか須佐男の娘との結婚とかのエピソードがありましたけど、確かにアニメとかサブカルと相性がいいですよね。ぜひ映像化してほしいなと思いました。後、イザナギが根の国から帰ってきて禊いだ時に生まれた、アマテラスとスサノオの兄弟ですが、スサノオの孫筋の大国主が造った国を、アマテラスが召し上げるという展開がまだ消化不良ですが、縄文から弥生の転換の話なのかなと思いつつ、もう少しいろいろ調べたいと思いました。

2025/01/18

[えも]

転生モノで古事記の内容をわかりやすく紹介する企画だと思ったら、古事記に隠された？メッセージを読み解いて現代に活かそう！という自己啓発本でした▼しかも新しい知見は特段ないし、とりあえず読み始めたから一瞬で読んだ▼著者は名古屋で飲み屋もやっている、自己啓発や地域おこし系のYoutuberなんですね▼へ〜、人々の活動は無限だなあ

2024/05/12

[キナコ]

ファンタジーと自己啓発をまぜたかのような小説。現代っ子が事件に巻き込まれ、日本の過去に転生した話から始まる。その中で、自分のダメだったところに気付いたり、何をもって人生が豊かだと判断するのかなど、自分を見つめなおす中での教訓が述べられている。文章事態はテンポも良く、古事記を知らない人でも読める作風。人はいついかなるときでも、成長できるといった事が書かれている。

2024/05/08

[凛]

現代に住むサムが、バーの常連客に刺されて古事記の世界に転生する物語。なんというか自分の心の見たくない陰の部分に気づき受け入れる大切さや、何があっても他責にするななどを説かれており、この作品は自己啓発本に該当するのかな…？といった内容で、自分が予想していた作品とは違ったように感じ、登場人物に愛着も持てず途中読むのを断念しそうになりました。

2024/12/03