出版社内容情報
「のど」は健康長寿の“門番”だった!
のどの老化によって高齢者に忍び寄る危険は「誤嚥性肺炎」だけではありません。
食べる、呼吸する、話す、さらに、からだを支える筋力にも影響する「のど」。
生命の「入り口」となるのどまわりこそ、健康長寿の要だったのです。
この本は、元NHKアナウンサーである宮本隆治氏が、96歳の実父の衰えに危機感をおぼえ、実践した、「ハシカベ体操」をお伝えするものです。摂食嚥下の専門家に教えてもらった、のどの大切さ、そして、父親の劇的改善をとおして学んだことをまとめた1冊。
宮本隆治氏オリジナルの「ハシカベ体操」は、取り組んだ方から「やるだけで元気が湧いてきた」「声を出して気持ちがスッキリした」「全身の活力が湧いてきた」との声も多数。
老化による「のど」の変化と、のどが健康長寿にどう影響するか。
写真とイラストつきのわかりやすい解説で、誰でも、いますぐ取り組める簡単健康法をご紹介します。どうぞ、健やかな毎日のおともにご活用ください!
内容説明
「食べる」「話す」「呼吸する」生命力の扉、のどを強くすれば、見違えるほど元気に!誤嚥、声がれ、震え声、滑舌、情緒不安…すべて解決!元NHKアナウンサーが96歳の実父に実践、劇的改善!
目次
はじめに 96歳の父親が激変!「滑舌」と「全身の活気」をとり戻した「ハシカベ体操」(96歳の父親が教えてくれた大切なこと;たった2週間の入院で、父親の声変わりに愕然 ほか)
第1章 やってみましょう!いますぐどこでもできる「ハシカベ体操」(ハシカベ体操 楽しく、長く続けるコツ;暖をとる「ハー」で腹式呼吸 ほか)
第2章 元気に100歳超!「長生きのど」の守り方・つくり方(父親の“声が出ない”は珍しいことではなかった;体幹の筋肉の衰えは、のどの筋力の衰えを示している ほか)
第3章 声を出しましょう!これこそ人類共通、もっとも簡単な健康法(人生100年、元気でいよう;高齢両親の2人らしさを支えていくために ほか)
著者等紹介
宮本隆治[ミヤモトリュウジ]
元NHKアナウンサー。1950年生まれ。「紅白歌合戦」「のど自慢」「きょうの料理」などの司会を歴任、ナレーションでは大河ドラマ「秀吉」が評判を集め「ミスターNHK」の異名をとったことも。57歳で定年退職後、現在はフリー。古希の誕生日にYouTube「宮本りゅうじチャンネル」を開設、毎週水曜日に投稿を続けている
戸原玄[トハラハルカ]
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯学専攻老化制御学講座摂食嚥下リハビリテーション学分野教授。日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士、日本老年歯科医学会認定医および認定医指導医、同学会専門医および専門医指導医。歯科医師教育、訪問診療のかたわら、飲食にトラブルがある人が専門的な医療やケアについて相談できる外食先などを探す「摂食嚥下関連医療資源マップ」の運営も行う。病気のための気管切開などで声を失った人が簡単に話すことができる装置「ボイスレトリーバー」も開発し話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆきんこ
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