出版社内容情報
(編集中)
内容説明
“人前に出ると上がってしまう”“緊張して体に力が入ってしまう”“冷静さを失ってしまう”そんなあなたの必読書。「気の呼吸」をするだけで、全身の余分な力が抜け、意識が一点に定まり、心が自然に落ち着いて、最高のパフォーマンスが発揮できるようになります。
目次
プロローグ メジャーリーガーが知った本当の力
1章 あなたが力を発揮できない本当の理由
2章 呼吸を変えて心と体を自在に使う
3章 あなたが気づかない「気」の威力
4章 ここ一番に強くなる気の呼吸法
5章 臍下の一点に心を静める
6章 気の呼吸法を「ここ一番」で活かす知恵
著者等紹介
藤平信一[トウヘイシンイチ]
1973年、東京都生まれ。東京工業大学生命理工学部卒業。一般社団法人心身統一合氣道会会長。幼少から父・藤平光一より指導を受け、心身統一合氣道の継承者として、世界24カ国、約3万人の門下生に心身統一合氣道の指導・普及をおこなう。慶應義塾大学では體育會合氣道部の師範を務め、非常勤講師として一般教養の授業で心身統一合氣道を指導。また、心身統一合氣道を人材育成に活用し、経営者・リーダー・アスリート・アーティストなどを対象とした講習会や企業研修でも指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hammer.w
18
散歩中どこにチカラを入れてしまっているか気にするようになった。身につけるまで時間はかかるかもしれないけど練習していきたい。2024/08/09
あつお
11
力を効率的に使う本。 スポーツ選手でも、一般人でも、力んでいては力を上手く使えない。身体のバランスをニュートラルな状態に保ち、呼吸を整えれば、本来のパフォーマンスを発揮できる。本作ではメジャーリーガーの元で合気道の始動をして、各選手のパフォーマンスが向上する様子を示している。以前はパワーに頼ったプレイをしていた各選手が、身体のバランスを意識することで本来以上のプレイを魅せる。かつ、感覚が鋭敏になるために不調にも気付きやすい。リラックスする場合は吐く息を長く、緊張感を持つ場合は吸う息を長くする。2023/06/04
shimashimaon
7
audiobookjp。大自然たる世界は「気が通って」おり、自分も大自然の一部であるという考え方が好きです。斎藤孝先生の身体論に惹かれて読んだ野口三千三先生の考え方に通じます。齋藤先生は腰肚文化と言って日本人の身体の使い方で臍下丹田が如何に重要かを力説しています。本書では臍下丹田に力を入れるのでなく、臍下の一点に意識が定まるようにしなさいと言っています。胸を張ったり、眉間にシワを寄せるのは「意識が上がっている」から悪い状態なのだそうです。肝心の呼吸法は「はー」と口から吐いて、次に鼻から吸うのです。2023/05/29
kaede0914
3
呼吸を無理なく意識して行うこと。静かに呼吸をすることで、上っていた気をリセットする。相手から発せられる何かを事前に察知するためにも、自分自身の気持ちがざわついていては感じ取れない。力は抜くが、気は抜かない。これがとても難しい。「Set one Point」で臍下の一点に気を落ち着かせる。稽古の中で、取り入れてこの感覚で動けるようになりたい。2022/02/13
monotony
3
タイトルの「気」の字をみて、あれ?心身統一合氣道会なら「氣」の字を使うはずでは?と思って違和感を感じながら読み始めたが、心身統一合氣道が時代に合わせて進化する武道であることを再認識した。守るべき伝統も大事だけど、より多くの人に分かりやすく伝えるために必要なことだったのだろう。内容的にもいくつか納得感のあるアップデートがありました。Keep One PointではなくSet One Point、この発想の転換は目から鱗でした。呼吸法の習慣取り戻さないと。2021/09/26