出版社内容情報
人は、数字を「曲解」する。
モノゴトを正しく見る目を養う講義。
★コロナ・経済・政治・ビジネス……
数字が溢れる今、「超重要」と各国話題!
★オランダ、ベストセラー教養書!
ドイツ、イギリス、ギリシャ、アラブ圏……世界に拡大中!
★「今、最も読むべき一冊」と
世界中の識者が絶賛!
◎識者、大手誌のコメント↓↓*****************
「サンヌのような、数字・経済・歴史の教え手を待っていた。
彼女から学ぶことはあまりに多い」
―ルトガー・ブレグマン(歴史家、『希望の歴史』著者)
「数字が私たちを事実から引き離すケースを教えてくれる」
―ティム・ハーフォード(経済学者、『人は意外に合理的』著者)
「数字が溢れたこの世界で、解釈を間違えないツールを与えてくれる」
―アンジェラ・サイニー(科学ジャーナリスト)
「貴重な本だ。数字は真実を語ることも、嘘をつくこともあるとわかる」
―『T I M E』誌
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「数字=正しい」という
思い込みは危ない。
数字は、事実のように思われる存在。
しかし、その裏には
誰かの意図や勘違い、間違いが隠れていることも。
数字はときに「主観性」を帯び、事実からかけ離れた姿になる。
・「因果」と「相関」の混同
・例外が釣り上げる「平均」
・「思い込み」に寄った解釈
・「サンプル」が、異常で少数
・「話を聞きやすい人」にだけ行われる調査 etc.
また、数字を見たとき、
私たちには様々な「バイアス」が働く。
・「数字=事実」と思い込み、思考停止
・「出てほしい結果」に合わせた理屈の創作
・「ただの偶然」を事実と誤認 etc.
毎日、たくさんの数字が
私たちに飛び込んでくる。
私たち数字の消費者が、数字を見たとき、
ロジカルなつもりで間違った解釈をしないために。
「ナンバーバイアス」(数字の偏見)を外し、
読みを間違えない「思考」と「視点」を
本書で身につけよう。
内容説明
「事実」と信じて疑わない数字は、こんなに不確かな存在。例外がつり上げる「平均」/「少人数」から導かれる科学的根拠/「話を聞きやすい人」にだけ行われる調査/お腹が空くと下がる「IQ」etc.読みを間違えない思考と視点を手に入れる。面倒な数式なし!曇りなき目で真実を見抜くオランダ発ベストセラー教養書!
目次
1章 数字は「人」を動かす―数が命を左右する世界の誕生
2章 数字はご都合主義―「IQ」も「平均」も真実を語らない
3章 サンプリングの罠―「異常な集団」が人類代表になる
4章 「コウノトリ」と「赤ちゃん」の不思議な関係―人は、「因果関係」と「相関関係」を混同する
5章 「ビッグデータ」は疑わしい―21世紀になってもだまされ続ける人類
6章 数字はときに感情的―「バイアス」をなくすのに知識より必要なこと
著者等紹介
ブラウ,サンヌ[ブラウ,サンヌ] [Blauw,Sanne]
オランダのニュースサイト・出版社「De Correspondent」の数字特派員。エラスムス・スクール・オブ・エコノミクスとティンベルヘン・インスティテュートで計量経済学の博士号を取得。またオランダ高等研究所で、ジャーナリストが科学研究・教育現場に長期間滞在する「ジャーナリスト・イン・レジデンス」を経験した
桜田直美[サクラダナオミ]
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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