The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

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The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763138941
  • NDC分類 412.04
  • Cコード C0030

出版社内容情報

人は、数字を「曲解」する。
モノゴトを正しく見る目を養う講義。

★コロナ・経済・政治・ビジネス……
 数字が溢れる今、「超重要」と各国話題!
★オランダ、ベストセラー教養書!
ドイツ、イギリス、ギリシャ、アラブ圏……世界に拡大中!
★「今、最も読むべき一冊」と
世界中の識者が絶賛!

◎識者、大手誌のコメント↓↓*****************
「サンヌのような、数字・経済・歴史の教え手を待っていた。
彼女から学ぶことはあまりに多い」
―ルトガー・ブレグマン(歴史家、『希望の歴史』著者)
「数字が私たちを事実から引き離すケースを教えてくれる」
―ティム・ハーフォード(経済学者、『人は意外に合理的』著者)
「数字が溢れたこの世界で、解釈を間違えないツールを与えてくれる」
―アンジェラ・サイニー(科学ジャーナリスト)
「貴重な本だ。数字は真実を語ることも、嘘をつくこともあるとわかる」
―『T I M E』誌
******************************

「数字=正しい」という
思い込みは危ない。

数字は、事実のように思われる存在。
しかし、その裏には
誰かの意図や勘違い、間違いが隠れていることも。
数字はときに「主観性」を帯び、事実からかけ離れた姿になる。
・「因果」と「相関」の混同
・例外が釣り上げる「平均」
・「思い込み」に寄った解釈
・「サンプル」が、異常で少数
・「話を聞きやすい人」にだけ行われる調査 etc.

また、数字を見たとき、
私たちには様々な「バイアス」が働く。
・「数字=事実」と思い込み、思考停止
・「出てほしい結果」に合わせた理屈の創作
・「ただの偶然」を事実と誤認 etc.

毎日、たくさんの数字が
私たちに飛び込んでくる。
私たち数字の消費者が、数字を見たとき、
ロジカルなつもりで間違った解釈をしないために。
「ナンバーバイアス」(数字の偏見)を外し、
読みを間違えない「思考」と「視点」を
本書で身につけよう。

内容説明

「事実」と信じて疑わない数字は、こんなに不確かな存在。例外がつり上げる「平均」/「少人数」から導かれる科学的根拠/「話を聞きやすい人」にだけ行われる調査/お腹が空くと下がる「IQ」etc.読みを間違えない思考と視点を手に入れる。面倒な数式なし!曇りなき目で真実を見抜くオランダ発ベストセラー教養書!

目次

1章 数字は「人」を動かす―数が命を左右する世界の誕生
2章 数字はご都合主義―「IQ」も「平均」も真実を語らない
3章 サンプリングの罠―「異常な集団」が人類代表になる
4章 「コウノトリ」と「赤ちゃん」の不思議な関係―人は、「因果関係」と「相関関係」を混同する
5章 「ビッグデータ」は疑わしい―21世紀になってもだまされ続ける人類
6章 数字はときに感情的―「バイアス」をなくすのに知識より必要なこと

著者等紹介

ブラウ,サンヌ[ブラウ,サンヌ] [Blauw,Sanne]
オランダのニュースサイト・出版社「De Correspondent」の数字特派員。エラスムス・スクール・オブ・エコノミクスとティンベルヘン・インスティテュートで計量経済学の博士号を取得。またオランダ高等研究所で、ジャーナリストが科学研究・教育現場に長期間滞在する「ジャーナリスト・イン・レジデンス」を経験した

桜田直美[サクラダナオミ]
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TM

3
統計の数字や、実験結果を見たときに、誤った認識をしないようにするために必要な、基本的な見方を教えてくれている良書。有名な本に「統計で嘘をつく方法」があるが、そこでの指摘もふまえつつ、エピソードも豊富で、読み物としても面白い。ニュースなどを見たときに、間違った結論に飛びつかないためのリテラシーを身に付けるために有用だと思う。2024/03/09

RS

3
ビッグデータなどの数字をみるにあたって気をつけること、自分の感情を自覚、好奇心が重要、不確実を受け入れる。ところでアメリカの世帯収入中央値が白人が171,000ドルで黒人が17,600ドルって本当かな。出典元は示されてはいたけど。他の本に労働年齢の男性の収入中央値は37,000ドルという数値もあってどうなんだろう。というように気にしようということか。2022/01/09

ヤスダ

2
★5 (1h 47min) 定量されているから分かりやすいのではなく、定量されているからこそ真の目的が数値に表されているかを見極めなければならない。統計はあくまで俯瞰であり、個人単位の個性や意見を反映させることは到底難しい。データを取られる側も、取る側も、感情や主観を捨て切ることは出来ないことを念頭に置いておかなければならない。 GDPやIQ等の広く知られた指標にも疑問を投げかけており、理解しやすい。チェックリストも秀逸。 タイトル買いした本だったが、直感は裏切られず、只々勉強になった本だった。2022/02/19

susunu1

2
数字は事実を反映している、数字は判断に資する情報を与えてくれる。そう信じている人はモノの見方をマッサラにした方が良い。トランプ大統領の勝利はなぜ予測できなかったのか、なぜ同じ食品が体に良くもあり、悪くもあるとされるのか。未成年にとってタバコは良くない、というメッセージはマーケティングだった、というのは驚き。それを聞いた若者は一度は試したい、という欲求から逃れられないのだ。ビックデータ時代に数字に騙されないため素養が求められるのだ。2022/01/23

SABA

2
客観的に見える数字でも、扱う人によって解釈が異なる。決めつけで数字を見ると、客観的な分析ができず痛い目にあう。自分は仮説を立ててから数字を出すので、偏見を持たないように心がける2022/01/02

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