出版社内容情報
「意志力は役に立たない」――
人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって
世界中で次々と覆されている。
★アメリカAmazon.comで400件以上のレビューを集め、
平均★4.7の評価を獲得した世界的話題書、ついに邦訳刊行。
★『Willpower Doesn’t Work』(「意志力など役に立たない」)と銘打たれ
刊行されるやいなや、人間の能力に関する衝撃理論の数々に全米騒然!
★『Forbes』「NBC News」「BuzzFeed」『Inc.』「HUFFPOST」ほか
欧米主要メディアが激賞!
★神経科学や経済理論にいたる「サイエンスアプローチ」、
古今東西の史実調査などの「人文学的視点」から徹底裏づけ。
精神論を排した、米国気鋭の組織心理学者による人間の行動能力に関する新説!
その人の能力は、才能や出自、そして意志の強さとは関係しない。
すべて「置かれた状況」、すなわち「環境」によって決まる――
環境が人間の能力を規定する背景を
最新科学から経済理論、そして人類の歴史で証明し、
「どうすれば、生産性が最も高まる環境を自らの手で作ることができるか」
まで踏み込んだ快著!
(本書で明かされる衝撃理論↓↓)
・山に住むために「低身長」になった民族が存在する
・経済的ステータスは「住んでいる場所」次第
・「友達の友達の体重」が自分の体重に影響する
・「職場」では頭が冴えにくいのはなぜか
・引越で「7歳児の識字能力」「睡眠時間」が変化した
・持っているだけで「プレミア」がつく(モノが減らない理由)
・金銭を払うと、人は行動を起こさざるを得なくなる etc…
「今の世の中で成功するための洞察が詰まった手引き書だ」
――アリアナ・ハフィントン(HUFFPOST創業者)
「もし今年たった1冊しか本を読まないとしたら、これにすべき」
――ビジネス誌『Inc.』
「必読本!」
――ジャーナリズム・メディア「BuzzFeed」
「成功に関してあまりにも多く存在する俗説の誤りを暴く。
本書を読めば、人生は完全に違ったものになる」
――ジョー・ポーリッシュ(ジーニアス・ネットワーク創設者)
内容説明
米国気鋭の組織心理学者が、神経科学から経済理論に至るサイエンスリサーチ、古今東西の史実調査、そして膨大な数の個人体験を10年かけて分析し導き出した全人類に共通する「人の行動能力のメカニズム」。
目次
1 人間は「環境」の産物(科学が存在を認めた「場所」の効果―経済的ステータスさえ「居住地」次第;「遺伝子」にすら影響が及ぶ―高い目標設定も、てんで役に立たない;これが「最有効戦略」だ―必要なのは「強ストレス」と「強回復」)
2 意志力に頼るのをやめる(ねらって「至高状態」になる―リカバリーに徹する「一時離脱」;「神聖な場所」を作る―宗教、というより「修正作業場」としての;すべてを「整理整頓」せよ―悲しき「収集癖」を乗り越える;最初から「悪い選択」がないようにする―環境に自分を「設定」し直してもらう;「サボタージュ」に反旗を翻す―「折れない心」はない。ならどうする?)
3 「外的力」で驚異的なブーストを図る(能力の底上げが「不可避」な状況―「門限」が至るところにある;「つらい経験」がないとダメ―「スポンジ」のように学べる人になる;「やる気」を外から取り込む―モチベーションさえ環境が生む;ニュー・ワークルール―「オフィス」だから仕事ができない?新・労働環境論;「誰といるか」が極めて重要―「世界観」が音を立てて変わる;「古巣」は偉大―家系・創業史・ルーツ…―歴史を知る人ほど有能な傾向)
著者等紹介
ハーディ,ベンジャミン[ハーディ,ベンジャミン] [Hardy,Benjamin]
組織心理学者、著作家、起業家。クレムソン大学大学院博士課程修了。ブログ・サービス「Medium」で多くのフォロワーを持ち、そのネット上のプレゼンスと影響力は、『フォーブス』『サイコロジー・トゥデイ』『フォーチュン』などで取り上げられた。心理学専門誌の電子版「サイコロジー・トゥデイ」などに寄稿中。現在、アメリカのフロリタ州で妻と5人の子どもたちとともに暮らしている
松丸さとみ[マツマルサトミ]
フリーランス翻訳者・ライター。学生、日系企業駐在員として英国ロンドンで6年強過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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